劇団カメハウス「どろどろどるーんぷらすてぃっく」覚書

劇団カメハウスさん「どろどろどるーんぷらすてぃっく」見てきましたので覚書をば。

 

◆まとめると

まず話そのものに関しては、おまえのオナニーにつきあってられっか
という感じがするんですが、とにかく役者のハマり方がはんぱなくて大変良かったですし役者を見てるだけでぐいぐい見せられました。
役者さんも演出さんも凄いんだなあ! って思えました。すごい「いそう」な感じなんだよなあ…。

舞台美術もなるほどなーなるほどなーそうやって教室からプールから図書室から窓枠からなるほどなーって良かったですとっても良かった。
大道具の移動とかも魅せるようにしてあって面白かったんですが、役者がめっちゃよくハマってるので中心以外のその移動の人たちに目が奪われすぎたところもあった。ああいうとこ、移動させるメンツは顔だけナシ(黒子のベールかけるとか)にしてもよかったんじゃないのかなあ何か意図見落とししてるかなぁダメかなあ(「さよなら絶望先生」のOPとかみたいなイメージ)。

話の展開は「ピンクとグレー」「僕らがいた」「さよならを教えて」あたりがちらちらしつつ見てました。「ピンクとグレー」「僕らがいた」の作品自体は私は未見で、知人が言っていた話からなんですけど。
「かぶってる」とか「ぱくり」とかとは全く思いません。作品としては全然違うっていうか本当に全く違うんだ! 違うんだけど、ただ、場面場面を見ていてそういうふうに他の作品でああこういう「かんじ」のあったな、とぼんやり思い返してしまう程度にこの劇そのものの物語にのめりこみはしなかったということです。
でも少なくとも学生時代を終えた私に対してはこの物語は「眺めるもの」として提示されていたはずですので、のめりこまないのが道理ってもんかもしれません。

 

◆物語そのものとちょっと離れる

冒頭と終盤近くにダンスがあるんですが、冒頭のはちょっと途中でしんどくなった、いや、しんどいっていうか、あれ、ものすごい難しいことをしようとしている…。
タイミングぴっちりあえば死ぬほどかっこいいんだと思います……がそれがどちゃくそ難しいことだろ……っていうダンスでした、見れないレベルではなくやりきってはいたのでそれだけでも凄いしすでに見ごたえはめっちゃあるね… って感じ。
そう、ここに限らずのめりこんでないからか何回か舞台裏を想像してしまうことも多かったなあこの舞台。

あと私は割と中央近くの座席を取ってみることができたんですけど、そうじゃないとかなり見るのが厳しく作られている舞台だなと思いました。
「絵画的」と謳ってるだけあって正面から見ることを前提にした絵がめちゃくちゃ多かった。あれどれくらいの座席までがきれいに見れたんだろう。割とふるい落としに来る舞台だなあと感じました。

ふるい落としに という話で行くとアンケートが前回も見たこと前提みたいな項目があって申し訳ないが大変笑った どうすりゃいいんだそんなの いや、初見用の質問も併記されていたけど(項目一つに二つの質問が存在している)。
アンケートの提示ってどうやったらいいのかなって毎回どこの演劇見ても思わされるなあ…来た人のうちどんな人の、感想のどの部分を拾いたいのか、どうやって拾うのか…今回のアンケートは私は感想のどの部分を拾いたいのかが伝わってこなくて何書いたもんだかなあってなりました。
いや、舞台そのものへの感想が何よりだとは思うし、そこだけはどこの見ても解るんだけども。それ以外の項目が。

あっそうだあと来場すると頂ける、あれなんていうんだ、フライヤーと一緒にもらえる、公演の簡易パンフみたいなペーパー、あれ、文字がつぶれていて小さい文字になるとかなり読みづらいのはしんどかったな…。

 

◆物語周り

あかりくんのふわ…っふわしていて真綿で首がしまってるようでしめられてすらない、みたいな息苦しさ、なのに生きていけてしまう感じというか、なんか、彼自身の追体験はめっちゃできた! …って思ってるんだけど思い込みかもしれない! 私は少なくともそこがすごい伝わってきて魅力があるなと思って見ていた…。

終盤のダンスはセリフを重ねて提示してあったし鬼気迫っているところとか焦燥感とかいろんなものがないまぜしてあってここにダンスが挟まれるのはそりゃな! って感じでウンウン! って見てたんですけど、しかし、あの話で弟の存在は希薄すぎると思うんだが、何か取りこぼしているからだろうか。

そもそもあかりくん側の物語はともかく、あかりちゃん側の物語はやたら浮ついてというか、全然ついていけないまま唐突に提示されて唐突に「そう」なっていったんだよな…。
正直ほぼ出てくる女子全員から矢印を向けられているハーレムあかりくん(ついでに男子側からの好意もカンストしてるっぽい)の状態に対する各個人の説明のなさはあかりくんの物語として全く気にならないんだけど、あかりちゃん側の弟の設定とかプールサイドの独白とかいやもう全くエッへえ~…? ぐらいで私の中では終わって行ってしまった。シーンが面白くなかったわけではなく、物語として。
だからラスト、あかりちゃんがあかりくんとようやく交錯しきる一連はそこまでのカタルシスもなく、はーふーん、うんうん、ぐらいで流れて行ってしまった。

ハーレムあかりくん、という話でいくと、委員長っぽい感じの女の子の希薄さが逆に物語では浮いて見えたとかな。
あの子あかりくんとまともに1:1で喋るシーン確かないよな? ないよなたぶん。そういうふうには設置されてない子だったと思う。その女の子って必要なのか? いや、あかりくんの彼女さんのためには必要な子なんだけど。そしてとっても素敵な子だったけど。
クラスというものの広がりとして欲しかったんだとしたらもう一人ぐらいあかりくんと大した接触のない子がいるんじゃねえのかなぁ。

濡れ場関連はやりきっていたし見ていてただやりたいだけじゃんみたいな感じも受けず、でもそんなにいるか? って思うシーンもありました。
必要なセリフはあるし「どれだけの女の子が通り過ぎてもその子の鏡みたいなことばっかりやって希薄なあかりくん」というのにたくさんシーン重ね合わせるのもほうほうって感じだったんだけど丁寧語の女の子のトップレスって必要だったか? とか。
たぶん私は「あかりくん」の物語は受け止められていても周りの交差しかかった女の子たちの物語は特に受け取るものがなかったんだろうなぁ。だからこんな感想になってしまうんだと思う。

 

安易に「共感できたからいい・わるい」とかは違うと思うんだけど、しかし、私、これ、感度がなさすぎるというか、アンテナがないというか、お前にそういう下積み(物語におけるもの含む)がやたら希薄だから女の子たちの物語に特に受け取るものをなくしてしまっていたんじゃないのか?

かなしくなるからそこに思いをはせることすらよそう。

'16 恐竜博 ナゾ解き

恐竜博の謎解きに行ってきたよ。3月にやってたくらやみミュージアムなほうも行きたかったんですけど叶わず。

http://dino2016.jp/ticket/event.html

もう本当なんとなくなんですけど、私この謎解き、対象は小中学生だろうなって思ってました。あくまでなんとなくですよ。
そこから食い違いは始まっていたのだ……。

結論から言うと大人向けに作っていたようです。わかってなかった…!

 ◆入場まで

閉館後の恐竜博が会場とのことで、いったん通常の入場者さんがすべて退出して、それからの19:00から入場開始。
21:30閉場で、20:30が最終入場時間。

19:00についたら家族連れさんがもうずらーっと並んでいました。大人のみの参加ももちろん結構数いましたが、家族連れが目立った感じかな。特に開始時間だったからかもしれませんが、結構数いらっしゃいました。
なかにはベビーカーを引いてる方も見受けられました(未就学児は保護者同伴の場合、無料入場のみ可能)。

外に無料ロッカーがあるのであらかたの荷物を預けて並びましたが、あんまりロッカーたくさん使われてるようではなかったかなぁ。

入場前のところでバインダーにA4のプリントと謎解きブックが挟まれたもの、ペンを渡される。
「A4のプリントにナゾ解きの流れが書いてありますので、入場までによく読んでください」とのこと。
このナゾを解いて、このチェックポイントにいって、というのがゴールまでフローチャートで書かれてました。

 ◆入場して最初に2分間の映像(諸注意つき)

「最初に2分間の映像を見てからスタートです」ということで、まず一定数ごとに2分間の映像を見るところに通されます。
「私はドクターダイノだ」ということで、今回の謎解きのための導入が語られる(音声付き)んですが、「これからこの謎解きでの注意事項が出るからそれに従うように」的なシメのあと、注意事項が出てくる…んだけど……
まさかの出てくるだけ。しかも漢字使いまくり、ルビ無し。絵もなし。

よ、読み上げたら?! そこ、読み上げたらいいんじゃないですかね?!

案の定、開始後にお父さんお母さんがそこかしこで「ここではね…」と子どもに言い聞かせる様子がありました。う、うん……。

ちなみに謎解きブックも基本的にルビは振ってありませんでした。小学校四年生以上が対象とのことだった(公式告知)ので、そこにあわせてでしょうかね。
でも「脊椎」なんかはルビあってもいいと思うんだけど、どうだろう。

 ◆まず穴抜けになった図鑑を埋めよう/とにかく人が多い

まずは展示を見て回りながら、穴抜けになった図鑑(謎解きブックの内容)を埋めていくんですが、まあ人人人、展示に人だかりがそこかしこで。
あっ、そういうことなのか~! って穴埋めしながら思えるようになってはいると思うんですが、余裕はゼロ。
展示のエリア2つ3つぐらいが対象なんですけど、もう、そこかしこがぎゅうっぎゅう。
図鑑を埋めきって壁側に寄って解いてる人もいるし、どれだって探してる人もいるし。

あまつさえ、穴埋めの中には漢字(けっこう難しい)があって、それをどうしても自分で書きとりたくて張り付いてる子どもさんとかもいる。
ねえ、その、漢字にする必要、どこにあったのかな……。いや、一種の学習にはなってるかもしれないんだけど、こんな人込みで……そんな、させなくても……と、つい。

ちょっと空きになっているスペースに、謎解きのためのテーブルが設置されているんですが(大人が立って使うような高さだったと思います)、
これがまた動く。ぐいぐい動く。固定されてない。で、警備員ぽいかたが「元の位置に戻します」ってまたぐいーって動かす。人はぎゅうぎゅう。

なんの展示もない通路のところは人が少なかったのでそこに避難して、
ようやく図鑑を埋めて謎解きをしていると、「付属カードを切り取ってページにはめ込む」動作が。
手にはバインダー、謎解きブック、付属カード。する動作は「はめ込む」。……。
最初の動画の注意事項の中に、「座り込んだり寝転んだりしないように」みたいなこと言われてたんですけど……どうしろっていうんだ…。

バインダー、床に置けばよかったのかなあ。私は結局しゃがみこんでしまった。

 ◆次のエリアもとにかく人がいっぱい

謎解きの答えをチェックポイントで見せて、新たな追加カードをもらって次のエリアへ。
角の場所に、見ようとしないと見えないように壁側に向けてヒントが書かれたポスターがありました(見てないのでどんなだったのかは知らない)。

入場するのも開場と同時の波の中では後ろのほうだったし、解くのも特に早くはなかったので、そこも人はすでにたくさんいました。
そもそも展示物を見せるようにできているフロアです。人が滞留して謎解きをするようにできている空間ではないのは仕方ないといえば、それまでですが。

次の問題を読みながら謎解きをしますが、狭い中で人の流れの邪魔にならないようにいける壁際の場所などたかが知れていて、
「わかった! こうだ!」っていう子どもさんの発想(正解)がそんなに大きな声でもないけどばっちり聞こえる。ありがとう。助かった。自分でも解きたかったよ。

細長いエリアでは展示がないほうの壁際に人がずらーっと、立っていたり、座り込んでいたり。突き当りを曲がると次のエリアがあるのだけど、その次のエリアにあるチェックポイントの列がこっちまできている。その曲がり角の向こうにトイレがある。エリアに行きたい人、トイレに行きたい人、列に並びたい人でその曲がり角はぎゅうぎゅう。

 ◆最終エリア

次のチェックポイントをパスしたところで「読む読まないは自由ですが」ってスタッフさんがヒントペーパーをほぼ全員に配布しているようでした。
また、チェックポイントで複数枚のカードが封筒に入ったものがもらえますが、これはなくしたら再度はもらえない、とのこと。

ここでベンチがたくさん置いてある、割合広い所に出ますが、ここもちょうど人の波がきていたころに向かったので座れそうにはなく、エリアをさかのぼって人のいなさそうなところでナゾ解き開始。

で、やってみだしたら、
 ・謎解きの最中に小さなゴミが出る
 ・複数枚のカードを管理しなくてはならない
というのがもう、座ってやりてえ~~~~って感じでした。
単純に凄い足が疲れてもいた。だってもうかれこれ2時間立ちっぱなし。

で、少し時間を空けてからすいてきたベンチに座りました。
このとき、確か閉場30分前ぐらいだったのかな。35分ぐらいかな。
ちなみに、謎解きの所要時間は60~90分予定だと公式HPには載ってます。

私はあと20分のところで、「たぶんこれとこれがやるべきことを指してて、これがヒントで、でもどれがなに?」というところで詰まっていました。
私は謎解きもさることながら、せっかくだから落ち着いて展示も見たかったので、えーいもうヒント見てやれ! たぶんあらかた気づけてるはずだから追加情報ないだろうけど! って見てみたら、まさかの正答が書いてあった。アッ……わかった、それ、やるね……。

一緒に参加してくれた友人は一人でねばっていたんですが、終了10分前ごろになってくると、スタッフさんが大声で他の方にネタバレしていたとのこと。
それ、せめて小声で言うとかできたのでは……ていうか、ヒントの配布プリントに答え書いてありましたよ……!

 ◆ゴールして

初回トライの人が正答だった場合のみ押してもらえるスタンプと、賞状みたいな厚紙(エピローグも兼ねてます)、謎の解説用紙をもらい、そこから再度展示を見たい人と退場で行く方向が分かれました。

出口近くで参加賞ももらえるんですが、これはタカラッシュの他イベント告知新聞と宝物コレクションカード。
カードはなんかウェブで登録して使うポイントカードみたいなもののようで、タカラッシュ系では必ず配っているのかな?

このときスタンプ押してもらって気づいたんですけど、ブックの一番後ろにキャッシュが入ってるんですね。
「恐竜博2016 × 大人のための謎解きイベント takarush BLACK LABEL」
……そっか~、大人のためだったかあ!
なるほど! 大いに勘違いしていた! ガッテン! ガッテン!
そりゃルビもねえし読んどけよって感じで注意事項の読み上げもないわ! 結果的に集まった人の層は違うような気がするけどね!
小学四年生以上「でも」参加できますよってだけだったのかな! 21:30って小学生には確かにちょっと終わりが遅い時間だもんね!

 ◆やってみて

各回500名定員なんですけど、マジで言ってる…?
あと対象年齢は小学四年生以上だそうだけど、マジで言ってる…? どこ向けだったか最後まで分からなかった……。
私には到底あんな人のあふれかえった展示場でさせる謎解きではないと思ったよ……。
しゃがみこませられない場所なら人数を時間でコントロールするか持ち物と動作の組み合わせを工夫するかしてほしい……。
あれだけ人があふれてたら本当に60~90分でできる謎だとも思わない…難易度の問題ではなくて…。

謎解き自体は、私はこれはこれで楽しいな~ってパズル解く感じで楽しかったです。
確かにもうめちゃくちゃどうしようもない難しい発想が求められる~! ってこともなく。
ゆっくり解けば解けるし、もし解けなくてもヒントの提示や配布はしっかりしてあって、読む読まないは選べる状態にありましたし(スタッフさんの大声でのネタバレがなければ…)。
印刷の関係でズレて読めてしまいそうなところには抜いてほしい文字を他より大きめにしておくとか、折り目のところで色を変えておくとか、気づけば、あっ、これはこのガイドに沿ってやればいいのねって解りやすくてそこはとってもいいな~って思いました。
ブック中のヒントもちゃんと気づけばおおなるほど!ってなると思います。私はあきらめがめちゃくちゃ早くてダメでしたが。

ただ、時間配分、人数配分が、本当に、ちょっと、辛かった。
たぶん、ここの謎解き(というか宝探しというべきかな)でそういう思いをするのは二度目のはず。
もうタカラッシュさんの時間制限がしっかりあるタイプの謎解きに参加するのはいいかなあ…って思いました。

inSPYreに行ってきた話

inSPYreに行ってきたぞ!の話。
このレポは2016年GW時に行ったときのもので、読んでいるときの現在とは違うかもしれません。

 

inSPYreは新宿歌舞伎町(TOHOシネマズのすぐそば)にできたスパイ体験アトラクション施設。ビルのワンフロアぶんを使ったもの。
結論から言うと、10分980円は高く感じた。
一日2回ほどトライしてきて、面白くなかったわけじゃないけど、特にもっかい!もっかい!となるほどのものもなし。

◆プレイするまで・1(支払いとロッカー)

エレベーターであがると、そこはすごい「それっぽい」!エレベーターのドアまで加工されてます。ゴミ箱も!
降りてすぐ目の前の受付でグループごとにお金を払って、整理券をもらい、荷物をロッカーに預けるように言われます。

5人まで1グループ、混雑時はおひとり様は他グループと併せられる可能性もある、とのこと。
A~Gまで7グループが一斉スタート。
1グループにつき1つの端末と、グループ見分け用の腕章が渡される。

このロッカーがふつーの、鍵(手につけられるようにゴムバンドがついている)がついてるやつで、なんかいまいち貴重品いれて大丈夫なの…? という不安感があり、私はモバイルポシェットにお財布だけいれて持ち込みました。特に何も言われなかったです。
確か他のグループの男性で小さいボディバッグつけたままの人もいたように記憶していますが、定かではありません。
ぶつかったり手がふさがったりする大きな荷物はってことなんですかね。

◆プレイするまで・2(カフェバーにて待機)

併設のカフェバーエリアで待機しておくようにと言われます(別に飲食物を買う必要はないです)。
モニタが2つほど設置されていて、そこで案内される整理券番号を表示するというふうにしてありました。呼び出し案内もかかります。

このカフェバーのテーブルにおいてある案内によると、
悪い組織が行おうとしている事件の種類は4つあって、そのどれかが当たる。
そして私たちが実際10分間に行うこと(取り組む問題)の段階は計4つあるようで、
 ・ミッションをこなす ×2段階
 ・脱出を試みる ×2段階
ということだそう。
実際やってみてもほぼほぼ謎を解けなかったので子細はわからず、途中でもしかしたら追加対応しなくちゃいけないこともあるのかもしれません。

ちなみに飲食物はパスタ650円、ソフトドリンク280円って感じでかなりこういうところにしては良心的だな~と思いました。
買ってないので味はわからない。

あとトイレ行くまでの通路に「これまでこんな事件があった」って幹部たち一人一人をフューチャーしたような事件録が載っていて、いろいろ設定も盛ってて面白かった。

 ◆プレイするまで・3(呼出後)

まず呼び出されると、お金を支払った受付の隣にさらにまた小さい受付があって、整理券番号と引き換えに端末一つと腕章人数分をもらいます。
これをつけて、注意事項のビデオを見てから中へ。
グループごとに小部屋に入ると、IDカードで顔登録を行い、ちょっと待ちます(全員が顔認証が終わるのを待っているのかな?)。
ここの部屋には敵組織の幹部紹介なんかがあって、待ち時間もちょっと楽しいです。
それから「今回のミッション」への導入動画が流れ、ついに扉が開いて敵組織内部へと潜入開始!

 ◆実際のプレイ・1回目

最初のトライのときは、10分しかないし、もちろん謎解きもやってはみるけど、それ以上にどんなところがあるか気になるからざっと見て回ろう、と友人と決めて取りかかりました。

いろんな部屋があって、あちこち通常では開けられない扉なんかもあって、おお、なるほど、へえ! って見て回りながら。
途中、幹部のパープルさん(紅一点!)がいらっしゃって、ふつうの構成員役の人とおしゃべりなんかしている…うわ気になる…って思ってみてたら、構成員の人に「どうした!」って声かけられてわたわた。
このときはたぶんじっと見てたからなんですけど、どうも一定時間過ぎると積極的に構成員の人は参加者に声をかけてヒントをくれるみたい? 他のグループもちょこちょこ声かけられている様子を見ました。
「えっ、あの、あの方、パープルさんですよね?」
「ああ、そうだ。今日は特別監査に来てらっしゃるんだ」
「えー! わあ…(すごーい)」
「話しかけてみてもいいんだぞ」
「えっ! えっでも、どう話しかけたらいいか…」
と気持ちだけ小声の完全にパープルさんに聞こえる声で話していたら、構成員の方がよし見とけとばかりに
「パープルさんっ!! おはようございます!」
あっ! 続かなきゃ!? と思って私と友人続いて
「パープルさん、おっ、おはようございます!」
「おはよう。いそしんでね」
「(きゃ、きゃー!)」
とかやってましたがおまえら時間は迫っている励めよ。「で、おまえらのミッションはなんなんだ」って言われ、端末を見せたら「ああーこれか…あっちの方角じゃないか」とかヒントくださいました。生かせなかったんだけどな!

結局、4段階(おそらく)あるうち、1つめはさらっとパスできたんですが、2つめの場所だけ分かって、何をどうしたらいいか、謎が解けずそこでタイムアウト。

 ◆実際のプレイ・2回目

2度目は一応、謎解きに集中するつもりで開始。
でも正しいことをしているのに、ちょっとしたミスでうまく端末認識ができず、「間違ってるんだ」って時間を食って、結局2段階めの謎にたどり着いたところで終了。

手際よくやっていけば歯ごたえがあるのかもしれないんですけど、4段階のうち2段階めのミッションがこなせないと、ほぼさまよって終わる…という体で、980円払って次こそ!次こそ!する気にはなりませんでした。頭が固くてとろいからってだけかもしれんが!

あとやっぱり途中で構成員の方々からヒントを頂けたし、周囲のグループもそのようだったので、おそらく一定時間たったら(5分とか?)積極的に話しかけてくれてヒントをくれるようになってるんだな~と再度思いました。

 ◆プレイをしてみて

1人980円で、一人一人カードが初回必要でプラス100円。
家族連れの方も見えました。小学生以上が対象だそうですが、子ども料金はなく、4人で10分4000円。
たっか!って私なんかは感じるんですがね。どうなんでしょう。

600円とか700円なら割と飲み込めたかなぁ。
あるいは一回目は980円、その日のうちに2,3回目までは半額、また980円…とか? 回数券とか?

めちゃくちゃ広い、というほど広くはないので、たぶん時間を与えすぎてもよくないし、段階をこれ以上増やすのも難しいし(って、本当に4段階だけなのかはわかりませんが)、再トライしやすすぎてもよくないのかもしれませんが、
せめて「2段階めを考えてあとちょっとで進めるかも」「2段階めの謎は解けて指示先に来れたけどそこでタイムアップ」ぐらいじゃないと、ちょっと、あまりにもなんか…ただ歩いた。雰囲気はあった。おしまい。って感じで、なんか、泡のような時間だった。
なんか、謎解き系によくある序盤のスタンプラリーみたいな部分の必要性がちょっとわかったっていうか…。
それも歩いてるだけじゃんと言われればそうなんだけど、あまりにも進めてる感じがないというか…。

あとせっかく構成員の人も個性豊かっぽくて、幹部クラスの人もいるんだから、そことやりとりができる余裕があってもいいのになあと…。
10分だとちょっとそんな余裕全くなく……。最初はちょっと、わっ、敵の人だ?!こわ!って思ったけど、歩いているうちにどうでもよくなる。
外のカフェバー(兼待合室)のトイレ行くまでの通路の事件録が面白かっただけに残念です。

 ◆対象年齢について少し覚書

対象年齢は小学生以上を歌っていますが、いろんなものの高さがせめて小学校高学年じゃないとつらそうに見えた、ていうか何も知らずに見てたらこれ中学生以上対象なんだろうなって勝手に思いそうな感じでした。
ちなみにIDカードと連動させて戦績とか予約とかできるアプリがあるんですけど、そこの情報登録時の生年月日のデフォルトスタートは1988年くらいだったので、アラサーターゲットなのね? とも。

 行ってみたいって人が周りにいたら快くつきあうけど、自分から行こうよ! とは決して思わなさそうだなって感じでした。おしまい。

'13 USJ ハロウィーン・ホラー・ナイト

※2015年度版までで終了していないアトラクションの、ネタバレに抵触していそうな箇所はすべて白抜き文字にしています。

 

初めてのUSJハロウィン参加。
関西圏内圏外どちらの友人もいたこともあり、エクスプレスパスを購入しての参戦でした。

4人でお揃いコーデ的なこともしてみつつ。って言っても骸骨の足の書かれたスパッツ履いた~とかそんな程度でしたが、流石に4人も揃うとパーツが少しだけでも揃えてるんだね感がありやってみたらやってみたで楽しいなもんなんだなーと。
そして服が作れる友人が一人「なるほどこういう感じか…」と周りを見て学んでおり次回よりそこそこ仮装遊びするようになったりしました。

リアルバイオハザードが目当てだったんですが、整理券配布場所をわかってなくてスルーしちゃったんですよね…悔しい…
割とみんなそれにだけ焦点あててたからほかのアトラクション並ぶとかしてなかっただけによけいに悔しいという。
ので、バイオハザード以外を並びつつ見て回りました。

/ストリート・ゾンビ

これが私たちには凄い良かったんですよね!
フラッシュモブっぽく魅せているダンスも楽しかったです。
ここをちゃんと追記しようとしてずっと放置してたっぽい。もういいブログ記事アップじゃ。

/ザ・マミー・ミュージアム ~ハムナプトラ神々の呪い~3

面白かった~! ザ・肝試し、という感じのアトラクションでした。
基本的に「あらぬところから脅かし役の人が出てきてビビらせる」もの。

1)入り口直前で来た順に1グループ6~7人程度のを2つ作られ、
2)まとめて魔女みたいなおばあさんからコッワいぞ~って雰囲気で脅されつつ簡単な説明を受け、
3)グループごとにキャンドルが与えられて、
4)このキャンドルの色が変わる鏡があるはずだから、それを全員でのぞき込め、そうすれば脱出できる…
ルートは二種ありますが選択はできず、左右の扉に来た順で割り振られます。

ちなみに待ってる最中に聞こえてくる叫び声が、明らかに右の扉のほうが左より多い。
できたら左、できたら左、ビビリはどこまでもビビリなのでそのように心中唱えていたところ、本当に左の扉に(2012年度版でいうところのアヌビス編ルートだったようです)。
私のグループは私たちの他に友人3名で来られている女性の方で、とりあえず戦力の確認と簡単な挨拶など……
「私たちビビリなんですけど…」
「私たちも得意ではなくて…」
アッ…!
ビビリ同士だというのならそれ相応のやり方というものがある!
初対面にしてはかなり距離近めで固まって扉をあけました。

最初の部屋はかなり博物館っぽく、ガラスケースにモノが陳列されてるのはナイトミュージアム感もあって凄くわくわくしました。
しかし私たちが実際驚かされるより先に右の扉をいったであろう方々の叫び声が壁越しにガンガン聞こえてくる、コワイ。
こっちでは何も起こってないのに聞こえてくる「ギャー!」に一人が「ギャー!」してその声にさらに「ギャー!」。
そして全員基本的にビビリのため、「何もそれっぽいものがない空間」に緊張感が走る。どっからだ…どっから来るんだ…
そして自然とさらにもちゃもちゃとまとまりだす一行。さっきこんにちはした人だとか関係ない。驚かしに備えよ。

空間的にまがまがしい…みたいなものはあまりなく、美術品っぽい感じのものを見て回ってる気分だったので、驚かされるのを楽しむ余裕が出てきた後半は特にあれこれ見ててテンション上がった。
(ただ手を握って貰っていた友人に「頼むめっちゃ手が痛い手を握りすぎ」と言われたのはこのアトラクションだった、本当に申し訳ない)

序盤、キャンドルを持った友人がいまいち最初の説明を分かっていなくて、「鏡見てもキャンドル色変わらないよ?」といちいち鏡の前から離れないという事態が起こり、耐え切れないビビリたちが「いいから行く」って大声あげた瞬間はもともとの友人だとか見知らぬ人だという垣根を超えて心が一つになった感じがしました…というときれいな話になるでしょうか。ならないかな。怒鳴られた友人はかなり戸惑っていたので悪いことをした…。
まあそうでなくとも、全員で驚かしにいちいちわあわあ言って最後まで行って、グループ全体で盛り上がってたなって感じはありました。楽しかったです。

/ジェイソンのブラッド・ダイナー2

このアトラクション、ほんっっっっとうに場面転換というか、場面の進ませ方が大好きでした!

考えてみたら「13日の金曜日」を見たことのある人が一人しかいなくて、待ってる間に検索かけてあらすじを読んだりしていた。アトラクション側も待ち列中のところには「こういう設定ですよ」っていうことが伝えられています。「一人の女の子の捜索願のビラ」がたくさんある上に「クリスタルレイクでまた殺人事件‼」という新聞が貼ってある…というぐあい。
あとロッキングチェアに座ったおばあちゃんがやめときなさい…やめときなさい…みたいなことを言ってくるのも暗い中だとすごい雰囲気あって好きだったな~!

六人ぐらいずつのグループになって、一本のロープを握って進みます。決して離さないように、怖かったらとにかく前進して出口にたどり着きましょうというようなことを言われたように覚えています。

入るとうっそうとした森のそばのバス停みたいなところから、小屋に入り、

出た瞬間に友人がよろよろと邪魔にならないところまで行ったかと思ったらくずおれて(ものすごく怖かった模様)、外もストリートゾンビ仕様で怖いBGMが鳴り響く中、安心できる日常の音を求めておもむろに鞄から3DSを取り出しポケモンに耳をそばだて始めた様はなんていうかもうMVPだった。なんのかは解らない。
周りのカップルさんをはじめとした並んでる人たちも「ウワッそんなに怖いの…?」という以上にちょっと微笑ましいものあるいは面白いものを見る目だったなあ……。

/貞子・呪われたアトラクション ~

本当よくできてるよね……これ……画面があるものといかに相性がいいかって話ですよ貞子パイセン……。
元のアトラクションの枠組みもかなり残ってるのもまたいい感じ。ただ場所を使ってコンテンツを入れ替えたのではなくてコラボ感満載だった。
プレショーの綾小路麗華さんによるプレゼンはのこしたまま、ぐいぐいと貞子パイセンの世界へ引きずられていきます。

メインショーに入ってからは不穏の連続。そしてあの大画面でのあれやこれや。
ビビリは基本的に後方席の中のほう、なかのほうを陣取ってました……それでも怖かった……ああいう呪い系が本当にダメだ…イメージビデオなんかもってのほか……
怖くない人にとっても映画の設定がよく生かされたショーになってて面白いんじゃないのかなぁ。

しかしどうやっても綾小路麗華さんが死んじゃう……。この世界線においても死んでしまった……

なお、このアトラクションでビビりまくってジュラシックパークとバックドラフトの貞子パイセンジャック済みアトラクションはいけませんでした。もう耐えられなかった…。
今思えば惜しいことをした気がしなくもないなあ。ジュラシックパークから行けばよかった。

【シノビガミ】 夜汽車

二回目のシノビガミは公式シナリオ「夜汽車」。
GM, PL全員友人知人でのオンセでした。

GM:白蓮さん/とっても妖しげで艶やかな解体屋さんがいらっしゃった

PC1:香坂玄(こうさか・げん)/PL:黒田さん
/快活豪快爛漫格好良い女性。「竹を割ったような」というのが大変似合う。

PC2:冬青(そよご)/PL:ナカさん
/煙草の似合うクールあねご(いちばん背がちっさい)。思考がこう、地に足がついている。

PC3:望月浚嵯(もちづき・さらさ)/PL:ハッカ
/唯一の未成年でJK。物腰やわらかめでおとなしい系(に見えてたらいいなぁ)。

PC4:渡理(わたり)/PL:桔梗さん
/唯一の男性。「頭の固い男」。突然の事態ながら積極的にどう対処すべきか初手から動く。

担当はPC3。
初めての導入全部一緒、かつ秘密が分からない。どうなるんだろう?!ってワクワクドキドキでした。
どうなってもいいようにというか、実はこいつを出し抜こうとしていた(ことによっては殺そうとしている)というのがきてもいいように、
丁寧語の割と線が細そうな、おとなしい感じの女の子にしました。どう転んでも行けそうな感じかなと。
基本的に全員にしっぽ振ってました。まあ未成年だし、みんな本当に割と大人だったのだ…。

まだシーンプレイヤーが判定をするっていうことに慣れていないころだ…。
あとプライズを気にしながら秘密を抜きたいしえっとあっとそれとこれとみたいになってたような。

秘密がバレる前に全員誰かが誰かと感情が繋がっている状態に…いいな最近そういうこと少ないな…あとこのころ出目が安定してるな…。
秘密がわかるたび、おっおう~~お~~ア~~!ってみんなで頭を抱えていたことを思い出します。
あまり複数人で集まることはなく、2人ぐらいでのシーンが多かったので割と個人間でPCの感情を管理してため込んでラストバトルで吹き荒れた感じだったかなぁ。
もう秘密がわかるまでは「手探りでなんだここ?」しつづけ、秘密がわかりだしてからは「起こってしまったこと」を静かに噛みしめてるような…?

全員が何も分からない状態スタートでっていうのはやっぱり凄い面白いギミックだよな~って思います。
もっといろいろ絡めばよかったな~と思うこともあれど、人数多めのビガミの初めてだったこともあって思い入れのある一卓です。

以降、秘密に抵触しつつ。

 

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ヒックとドラゴン/ツイッターログ

ツイッターであげてた感想のログ。

映画の流れにそって細切れのツイートをまとめ。

 

>「見てくれじゃなく、お前さんの中身にがっかりしてる」けど、ヒックさんは父親のようになりたかったんだよな。ヒックさんとストイックさんは不器用かもしれないし頑固かもしれないけど、ヒックさんは年相応に未熟なだけでどちらもとてもよくって、ぐっとくる
>映画の中ではほんとヒックさんのいうこと聞かない父に見えるけど、あれは「いつまでも守ってられない」がそうとうきいてるはず。実際その後のヒックさんの行動は(力のある)誰か(=父)に守られなれすぎてるせいかセンスないし協調性なさすぎでこりゃあなと思わせられる

 

>それまで向いてないからやらせなかったけど、でもびくびくにげても死ぬときは死ぬ 「ヒックのお守り」が手を上げさせるような大変さがあると皆認知しているし、一番強いのはグレートストイックその人で、ヒックを彼以上に守る力も心もあるってのぁない となれば少しでも経験をつけさせてやらないと


>序盤がいちばんまともに会話できてそうだなヒックストイック親子 ところでストイックさんはヒックへの言葉がブーメランするってわかってなさそうだから、このとき魂だけは父親と似た向きをしていることもわからんのだろうなぁ
>このとき話を聞かないのは、「いつまでも守ってられるわけじゃない」がそうとうきいてるとおもってる このとき、仲間の足をひっぱるとかよりも息子を鍛えるに重きをおいた ああんストイックさぁん
>ストイックヒック親子は「ねえ僕の話聞いてる?」ってあるけど今までも似たようなもんだったとおもう、変わったのはヒックさんの意思の持ち方 今までは漠然とやりたいんだよ!!ねーねー!だったしそれに対してはいはいできないよねっていうので折り合いがすぐつけられたんだと

>訓練場で周りに迷惑かけて実際身にドラゴンの危険が迫っても自分の気になることしか聞かないヒックさんはこういうときどうせ何もできないし僕がなにもできなくてもどうにかなるっていう経験と信頼をもちすぎててほんとどうかとおもう
>あと周りからどう見られるかってことが欠如してるとしか思えないヒックさんのこれだと思ったらそれしかしないっぷりは、ほんとにどうかと思う。周りが危険でもドラゴンについてゲップさんにたずねる→周りがどうであってもドラゴンの生態を確かめる に変わっただけで興味ゼロにしかみえない
>でもヒックさんはそもそも自分にそうされた体験が皆無
>ヒックさんはなんだかんだストイックさんににてるので、いつか身近な誰かに僕の話をすこしは聞いてよ!と言われるひがくるのかな?って思ったけど、アスティさんのせるのせないですでに人の話聞けよってトゥースさんが主張してたわ。
>あうんの呼吸でどんな飛び方したいかとか相手をわかってるくせに「どうしちゃったんだよ」っていうのは、観察しててもどう思っているかが見えてない 再度ヒックさんのあれっぷりが描かれ、アスティはとっさの逃げ口上ともとれるけど「謝る!」という 怒っているからやってるだろうという判断 会話をしてる

 

>やっぱり映画冒頭ヒックが好きだっつってんのは憧れワナビーなアスティ好きな気がするなぁ。そしてストイックさんと同じ方向を見ていた。誰にどう言われてもいつかは僕だって、だった。のが、トゥースとの出会いで変わる。アスティを志向しなくなって、ストイックさんとも話が合わなくなる。

>アスティはストイックさんに対して憧れとかとも違う、オス全開の思考であの人と並びたい、いや、超える。みたいな熱さがあるのではないかなどと

 

>「僕の話を聞いてくれない」ヒックの一番の成長は「ナイトフューリーに耳を傾けた」ことにはじまり、そのあとはもう一度、「耳を傾けてくれた相手に自分の気持ちを伝える」というシーンに繋がれていく。だからこそ、彼はあのラストを得ることができた。それ以上は、まだそれからのこと。

>映画ヒックとドラゴンは一人で少年が立ち上がる事ができる迄の作品であったなあとしみじみ。前にもツイしたけれど、一人で立てるという事は一人ぼっちでいる事ではなく誰かに頼ることができるという事を含むと思う。そうして立ち上がって覗き込んだ窓の向こう、ほんの少し鮮やかになった世界が見える。

 

2について

>自立と共生で別主人公たてるならともかく、ヒックさんにほかに物語のこってんの?とは思ってるから、また会えるってとこが楽しみなかんじー

 

そのほか

>リロアンドスティッチでナニリロスティッチ各々の立場から抱える孤独と再結を描き、ヒックとドラゴンで少年ヒックの自立を描き、今度の!クルードさんちのはじめての冒険では!取り残された父側の!話だから!!ストイックさん側の物語だから!!この映画三本少しずつ軸をずらして素敵にあるから!

【上映演劇】夜中に犬に起こった奇妙な事件

ナショナル・シアター・ライヴ

 

映画館で見た舞台。どこにカテゴライズするか迷って舞台に…。
感想というかメモですが以下

 

小さい円形劇場になんにもないのになんでもあるを作っていた…
いや、かなりいろんな技術はつぎこまれていたのだけども、大道具類がほとんど存在しない…

人様の感想を見て気になってどんな話か全く知らずに行ったらすげえ面白かった!
自閉症の話だったんだなー。元の本すら知らなかった。
終始お父さん…お父さん…ってなってました お父さん!!!

舞台らしいメタネタを重ねたシリアスの中にもふっと笑えるところを作ってあって ああー舞台~さいこう~!!って思いました。
何もないところだから何でも出てくる感じもさいこうだよ。

サイコーに素晴らしかったのはなんのかんのラスト…のあとのおまけというか。そうだよね! そうだよね! って思いました
「その時にやったらいいじゃない」と言ったことが完遂されなかったら一番エーってなるよ! ならなかった! 良かった!

 

(ものすごいどうでもいいささいなチラ裏ごとではあるんですが、演技は大変素晴らしかったんですけど、一点気になったのは「声をかけられたとき」の演技でした「振り向く」「目を合わせる」ことが結構あって、「ビクっとなって固まる」ぐらい無視してるのではって思わせるようなジェスチャーをしがちじゃないかな~という所感)

【演劇】オレアナ

2015/12/12のツイッターより転載

「続きを読む」以降は初出、ネタバレあり。ただしかなり短文。

 

http://www.parco-play.com/web/play/oleanna/

 

体力いる舞台だったなー。
志田未来さんもよかったけれど、田中哲志さんが一言目から2幕のラストまで素晴らしかった。
1幕ははやくでていって自分の約束を遂行しようよ、そしたらこのお話終わっちゃうけどさあって思いながら眺めていた。はらはら。

ひたすらにディスコミュニケーションの話で、もうすげえよくできた脚本だった…。
どちらもたいへんに良い悪いでなく人らしく、ただ彼女に波紋の石を彼は落ち度をもって投げかけ彼女は落ち度によって彼に石を投げさせた。
彼らは常にコミュニケーションを取ろうとする。
お互いがお互いの分だけ投げて受けられなかった、ディスコミュニケーションそれそのものだけをすくいとって出したみたいな、はー面白かった。

お互い解って欲しくてその場にいて行動する。言葉をかける。
そうしてようやく、まるっと同じことと言える代替された状態が完成する。
そして解らない。きっと互いに思いは馳せられない。
性差のどうたらとか共感とかそういうことではこれはないよなー。

すげえ気持ちよい終わりというか、帰結だったと思う。
ストレスフルだったのは1幕。
あれが覆せない事実としてある限りああいうふうに終わって欲しい、という所に帰着してるなーと思うんだけど。
もやもやするとしたら「こうしたらよかったのに」とか「こいつだってこうじゃん」とかってこと? なのかな?

 

ネタバレありな感じなのは続きから 大変短いですが

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【ドラクルージュ】お試しシナリオ

ルルブ買った友人がこんな感じだよという手ほどきを販促かねてしてくれました。

耽美…とは…?というツラを引っ提げて、ルルブも持たずにホイホイとオンセ。

/二人シナリオで騎士がかっこよく怪物から民草を守る、お試しらしくかなり絞って作られたシナリオ
/キャラメイクはサンプルキャラクタのデータに設定だけダイスロール

 

"双刃"メロディ・メイナード・フォン・ローゼンブルク(サンプルデータ「ローゼンブルクの遍歴」)
[カリスマ/不安/長き眠り]
[髪色:闇に映える白/瞳:柔らかな茶/紋章:純白]

13とかで叙勲してから150年眠ってました!というロリでした
山ほど可愛い名前に仕上がりましたが圧倒的に傲慢なロリでした とても通常運転

 

対する相手方は"沈黙卿"ナターナエル・グレイフォール・フォン・ヘルズガルド、32歳叙勲で騎士歴は2年。
中性的かつ官能的な肢体とか妖精の友がいるとかでもっぱら童貞卿呼ばわりされて…ちょうかっこよかったのに…。

 

ファンブルをしないというゲーム! 凄い!
ファンブルがガンガン身近になってきていたからとみに感慨深かった。
ダイスを振る→使えるスキルを使う→演出をする、という流れなので、全体的にひたすらいい気になっても問題なくてこれはロールが捗るなあ…という感じです。
本当にロールありきのゲームだったのでこれ私オフセだと恥ずかしくてどもる自信がある。そもそもオフセ経験がほぼないんですけど…。

 

キャラメイクも大概自動耽美生成器で耽美慣れしてなくてもチーン!できました!コレ通りにどうぞ!って感じでガイドライン引いてもらう感じで入りやすかったし、
ロールもそのスキル名にのっとった行動をしようとするので割と指針になったところが大きくあります。
キャラ同士の関係性もシステムで「こういう感情を持ったよ」というようなのがプラスとマイナスそれぞれ与えられうるのでなるほどじゃあこうすっか!みたいななのが生まれやすくなってるなーと感じました。
ダブルクロスのロイスとかシノビガミの感情と違って一人に対し複数個得ていく(プラスの感情を一定点溜めるとこういうふうに使える点数が生まれるみたいなシステム)スタイルなので関係性が積みあがることもあったりすると思います、これは楽しい。

 

通常のシーンと戦闘シーンでやる処理がそんなに変わりないのでシステムは本当に削るだけ削ったという感じ。
通常シーンではNPCをめろめろきゅんして無力化して、戦闘シーンではボスキャラをめろめろきゅんして無力化する(意訳)。
使うスキルも「通常シーンはここだけ」「戦闘シーンなら全部」という感じの区分けなので運用に迷うことはあまりない。
ただ時々「栄光の目」(クリティカルみたいなもん)出て凄いいくらでもスキル使える?!ってなるとむしろどれを…どう…どれしよう…ってそっちに迷う感じ。

 

お互い今回はマイナスの感情を取り合っての開始…システム的に不利にしてるといえばそうなので、本来協力プレイであればプラスの感情を結ぶんだろうなとは思いましたがナシではないし、今回はお試しで厳しい運用を求められないのでこのままつっきりました。
ナターナエル卿はメロディ卿を妬み、メロディ卿はナターナエル卿を仇だととらえている…としていたんですが、その後最初の感情取得ダイスロールでナターナエル卿ってばメロディ卿に恋を取得して爆笑でした。早い!デレが早い!

その後もナターナエル卿はNPCの民草に忠誠誓ったりやっぱり恋したりしてました。
メロディ卿はえんえん「友」と「憐」を取得していたけど、このへん1とか2の出目なので要するに出目がふるってなかったともいう。

とにかくいい気になってるロールをし放題だった。凄い。あと凄いほめて伸ばしてくれるタイプのDRさんにPLさんだったので本当にとにかくいい気になっていた。
民草には偉そうにし、怪物には勝気に見下し、騎士同士でなんかかっこいいこと言う。あと今回はいちゃいちゃもした。沈黙卿本当に可愛かった。
まあ反省点としては元から描写ロールがなってないなか、乗馬状態での動かし方が本当に解らなかったってことかな! なんか映画とか見ようって思った!

ラ!のファイナルライブの完成度に関わらない個人的な話

  • 2016/04/09

2016/04/03 修正 ハッハ曲名間違いって自分サイテー!ハッハ
2016/04/04    修正   修正も間違ってたというお粗末失礼しました/悲しいやら悔しいやら恥ずかしいやら

ラブライブファイナルライブ、二日間ライブビューイングで見てきました。
きれいな設置と、一塁・二塁・三塁側にステージを作ってあっちこっち駆け回る演者さんたちはほんとうに凄いなあと思いました。
素敵でした。良いシーンがいくつもいくつも積み重なってた。

と、いうのとまったく別の話として、私の期待は的外れだった。
何も悪くない…こんなに素敵なライブ…こんなに…素敵な…
Paradise Live、歌われませんでした!聞きたかった悔しい!
今回の話はそれっだけです。

今回のセットリストはこちらで:全42曲を熱唱!『ラブライブ!』ファイナルライブ セットリストを大公開! (電撃ホビーウェブ)
これ二日目のセットリストなんですけど、一日目は、どんなときもずっと→きっと青春が聞こえる の変更のみだったかと思います。

 

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