inSPYreに行ってきた話
- 2016/05/06 16:52
- テーマパーク関係
inSPYreに行ってきたぞ!の話。
このレポは2016年GW時に行ったときのもので、読んでいるときの現在とは違うかもしれません。
inSPYreは新宿歌舞伎町(TOHOシネマズのすぐそば)にできたスパイ体験アトラクション施設。ビルのワンフロアぶんを使ったもの。
結論から言うと、10分980円は高く感じた。
一日2回ほどトライしてきて、面白くなかったわけじゃないけど、特にもっかい!もっかい!となるほどのものもなし。
◆プレイするまで・1(支払いとロッカー)
エレベーターであがると、そこはすごい「それっぽい」!エレベーターのドアまで加工されてます。ゴミ箱も!
降りてすぐ目の前の受付でグループごとにお金を払って、整理券をもらい、荷物をロッカーに預けるように言われます。
5人まで1グループ、混雑時はおひとり様は他グループと併せられる可能性もある、とのこと。
A~Gまで7グループが一斉スタート。
1グループにつき1つの端末と、グループ見分け用の腕章が渡される。
このロッカーがふつーの、鍵(手につけられるようにゴムバンドがついている)がついてるやつで、なんかいまいち貴重品いれて大丈夫なの…? という不安感があり、私はモバイルポシェットにお財布だけいれて持ち込みました。特に何も言われなかったです。
確か他のグループの男性で小さいボディバッグつけたままの人もいたように記憶していますが、定かではありません。
ぶつかったり手がふさがったりする大きな荷物はってことなんですかね。
◆プレイするまで・2(カフェバーにて待機)
併設のカフェバーエリアで待機しておくようにと言われます(別に飲食物を買う必要はないです)。
モニタが2つほど設置されていて、そこで案内される整理券番号を表示するというふうにしてありました。呼び出し案内もかかります。
このカフェバーのテーブルにおいてある案内によると、
悪い組織が行おうとしている事件の種類は4つあって、そのどれかが当たる。
そして私たちが実際10分間に行うこと(取り組む問題)の段階は計4つあるようで、
・ミッションをこなす ×2段階
・脱出を試みる ×2段階
ということだそう。
実際やってみてもほぼほぼ謎を解けなかったので子細はわからず、途中でもしかしたら追加対応しなくちゃいけないこともあるのかもしれません。
ちなみに飲食物はパスタ650円、ソフトドリンク280円って感じでかなりこういうところにしては良心的だな~と思いました。
買ってないので味はわからない。
あとトイレ行くまでの通路に「これまでこんな事件があった」って幹部たち一人一人をフューチャーしたような事件録が載っていて、いろいろ設定も盛ってて面白かった。
◆プレイするまで・3(呼出後)
まず呼び出されると、お金を支払った受付の隣にさらにまた小さい受付があって、整理券番号と引き換えに端末一つと腕章人数分をもらいます。
これをつけて、注意事項のビデオを見てから中へ。
グループごとに小部屋に入ると、IDカードで顔登録を行い、ちょっと待ちます(全員が顔認証が終わるのを待っているのかな?)。
ここの部屋には敵組織の幹部紹介なんかがあって、待ち時間もちょっと楽しいです。
それから「今回のミッション」への導入動画が流れ、ついに扉が開いて敵組織内部へと潜入開始!
◆実際のプレイ・1回目
最初のトライのときは、10分しかないし、もちろん謎解きもやってはみるけど、それ以上にどんなところがあるか気になるからざっと見て回ろう、と友人と決めて取りかかりました。
いろんな部屋があって、あちこち通常では開けられない扉なんかもあって、おお、なるほど、へえ! って見て回りながら。
途中、幹部のパープルさん(紅一点!)がいらっしゃって、ふつうの構成員役の人とおしゃべりなんかしている…うわ気になる…って思ってみてたら、構成員の人に「どうした!」って声かけられてわたわた。
このときはたぶんじっと見てたからなんですけど、どうも一定時間過ぎると積極的に構成員の人は参加者に声をかけてヒントをくれるみたい? 他のグループもちょこちょこ声かけられている様子を見ました。
「えっ、あの、あの方、パープルさんですよね?」
「ああ、そうだ。今日は特別監査に来てらっしゃるんだ」
「えー! わあ…(すごーい)」
「話しかけてみてもいいんだぞ」
「えっ! えっでも、どう話しかけたらいいか…」
と気持ちだけ小声の完全にパープルさんに聞こえる声で話していたら、構成員の方がよし見とけとばかりに
「パープルさんっ!! おはようございます!」
あっ! 続かなきゃ!? と思って私と友人続いて
「パープルさん、おっ、おはようございます!」
「おはよう。いそしんでね」
「(きゃ、きゃー!)」
とかやってましたがおまえら時間は迫っている励めよ。「で、おまえらのミッションはなんなんだ」って言われ、端末を見せたら「ああーこれか…あっちの方角じゃないか」とかヒントくださいました。生かせなかったんだけどな!
結局、4段階(おそらく)あるうち、1つめはさらっとパスできたんですが、2つめの場所だけ分かって、何をどうしたらいいか、謎が解けずそこでタイムアウト。
◆実際のプレイ・2回目
2度目は一応、謎解きに集中するつもりで開始。
でも正しいことをしているのに、ちょっとしたミスでうまく端末認識ができず、「間違ってるんだ」って時間を食って、結局2段階めの謎にたどり着いたところで終了。
手際よくやっていけば歯ごたえがあるのかもしれないんですけど、4段階のうち2段階めのミッションがこなせないと、ほぼさまよって終わる…という体で、980円払って次こそ!次こそ!する気にはなりませんでした。頭が固くてとろいからってだけかもしれんが!
あとやっぱり途中で構成員の方々からヒントを頂けたし、周囲のグループもそのようだったので、おそらく一定時間たったら(5分とか?)積極的に話しかけてくれてヒントをくれるようになってるんだな~と再度思いました。
◆プレイをしてみて
1人980円で、一人一人カードが初回必要でプラス100円。
家族連れの方も見えました。小学生以上が対象だそうですが、子ども料金はなく、4人で10分4000円。
たっか!って私なんかは感じるんですがね。どうなんでしょう。
600円とか700円なら割と飲み込めたかなぁ。
あるいは一回目は980円、その日のうちに2,3回目までは半額、また980円…とか? 回数券とか?
めちゃくちゃ広い、というほど広くはないので、たぶん時間を与えすぎてもよくないし、段階をこれ以上増やすのも難しいし(って、本当に4段階だけなのかはわかりませんが)、再トライしやすすぎてもよくないのかもしれませんが、
せめて「2段階めを考えてあとちょっとで進めるかも」「2段階めの謎は解けて指示先に来れたけどそこでタイムアップ」ぐらいじゃないと、ちょっと、あまりにもなんか…ただ歩いた。雰囲気はあった。おしまい。って感じで、なんか、泡のような時間だった。
なんか、謎解き系によくある序盤のスタンプラリーみたいな部分の必要性がちょっとわかったっていうか…。
それも歩いてるだけじゃんと言われればそうなんだけど、あまりにも進めてる感じがないというか…。
あとせっかく構成員の人も個性豊かっぽくて、幹部クラスの人もいるんだから、そことやりとりができる余裕があってもいいのになあと…。
10分だとちょっとそんな余裕全くなく……。最初はちょっと、わっ、敵の人だ?!こわ!って思ったけど、歩いているうちにどうでもよくなる。
外のカフェバー(兼待合室)のトイレ行くまでの通路の事件録が面白かっただけに残念です。
◆対象年齢について少し覚書
対象年齢は小学生以上を歌っていますが、いろんなものの高さがせめて小学校高学年じゃないとつらそうに見えた、ていうか何も知らずに見てたらこれ中学生以上対象なんだろうなって勝手に思いそうな感じでした。
ちなみにIDカードと連動させて戦績とか予約とかできるアプリがあるんですけど、そこの情報登録時の生年月日のデフォルトスタートは1988年くらいだったので、アラサーターゲットなのね? とも。
行ってみたいって人が周りにいたら快くつきあうけど、自分から行こうよ! とは決して思わなさそうだなって感じでした。おしまい。