【シノビガミ】 夜汽車
- 2016/04/26 17:47
- TRPG
二回目のシノビガミは公式シナリオ「夜汽車」。
GM, PL全員友人知人でのオンセでした。
GM:白蓮さん/とっても妖しげで艶やかな解体屋さんがいらっしゃった
PC1:香坂玄(こうさか・げん)/PL:黒田さん
/快活豪快爛漫格好良い女性。「竹を割ったような」というのが大変似合う。
PC2:冬青(そよご)/PL:ナカさん
/煙草の似合うクールあねご(いちばん背がちっさい)。思考がこう、地に足がついている。
PC3:望月浚嵯(もちづき・さらさ)/PL:ハッカ
/唯一の未成年でJK。物腰やわらかめでおとなしい系(に見えてたらいいなぁ)。
PC4:渡理(わたり)/PL:桔梗さん
/唯一の男性。「頭の固い男」。突然の事態ながら積極的にどう対処すべきか初手から動く。
担当はPC3。
初めての導入全部一緒、かつ秘密が分からない。どうなるんだろう?!ってワクワクドキドキでした。
どうなってもいいようにというか、実はこいつを出し抜こうとしていた(ことによっては殺そうとしている)というのがきてもいいように、
丁寧語の割と線が細そうな、おとなしい感じの女の子にしました。どう転んでも行けそうな感じかなと。
基本的に全員にしっぽ振ってました。まあ未成年だし、みんな本当に割と大人だったのだ…。
まだシーンプレイヤーが判定をするっていうことに慣れていないころだ…。
あとプライズを気にしながら秘密を抜きたいしえっとあっとそれとこれとみたいになってたような。
秘密がバレる前に全員誰かが誰かと感情が繋がっている状態に…いいな最近そういうこと少ないな…あとこのころ出目が安定してるな…。
秘密がわかるたび、おっおう~~お~~ア~~!ってみんなで頭を抱えていたことを思い出します。
あまり複数人で集まることはなく、2人ぐらいでのシーンが多かったので割と個人間でPCの感情を管理してため込んでラストバトルで吹き荒れた感じだったかなぁ。
もう秘密がわかるまでは「手探りでなんだここ?」しつづけ、秘密がわかりだしてからは「起こってしまったこと」を静かに噛みしめてるような…?
全員が何も分からない状態スタートでっていうのはやっぱり凄い面白いギミックだよな~って思います。
もっといろいろ絡めばよかったな~と思うこともあれど、人数多めのビガミの初めてだったこともあって思い入れのある一卓です。
以降、秘密に抵触しつつ。
秘密の私目線のバレは解体屋→PC4→PC3→PC2→PC1で、まあしょっぱなから自分のバキューンな秘密が分かっちゃってましたね!
最初に感情をとったのがPC4とだったということもあってPC4→PC3の秘密見たときの気まずさはクライマックスなんだぜ…まって…
意思がはっきりしたPCたちで、PLがもうどうなるんだこれ(他人事のように諦観)って言いながらでした。
ので、3サイクルめのもうここで思い残すことはなくさないとっていうときのシーンはなかなか!なかなか!
PC1とあんまりPC3は喋ってなくて、お互い秘密がわかって(PC3がPC1の秘密を抜いて)泣くさらさと「言い訳はしない、今は泣かせたくない」という香坂さん(PC1)でこう、交わらない会話が、こう。お互い「起こったこと」について責める気も責められる気もないのだけど、「だからわがままを言いたい」さらさと、「だから前を向いて歩く」香坂さんで…だな…。
の、すぐあとにPC2がPC4にPC4が知ろうとしなかった自らの秘密を投げつけるという…エモい…。渡理さん(PC4)は解体屋の秘密を知ってから、「では知る必要がない」ということで秘密を知らないようにしてきていて、かつあまり譲渡もない卓だったので、ここにきて冬青さん(PC2)の「知っておくべきだ、そしてお前の優しさは弱さだ」というもうすごい正しい…ザ・正しい…(セリフはまとめて短くしてあります)
先の見えない、お互いを確認するすべが今目の前にいていくらでもあるのにうまくできないでいるカップルと、仲間を思うがために全く真逆の選択をする二人、というシーンが立て続けでお互い背をくっつけて真逆の方向見てるみたいな組合せが大変おいしかったです。
さらさは完全に怨念系女子というか、まあそんな感じでした。
サイクル中はことあるごとに泣いてたんですけども。
なんていうか自分がいなくなってからどうそれを対処したのか、ということを知る機会は基本的にないわけで、
なのに大好きだった人たちから直接手向けの言葉をもらえるみたいな場の機会をもらった、みたいなことにPC3としてはなってたかなと。
だからどの反応も、どの選択も、みんな感極まるものだったですよ。
割と相手方があっさりすっぱりカッコイイ女子だったので、生きていればこの人は痛みを乗り越えていってしまう、という焦りがあり、
私と恋人だったあなたが私を失ったことを乗り越えさせなんてしない。ましてさらに誰かといつかともに生きる日が来るかもしれないなんて絶対イヤ。必ず殺す。
っていうかPC1と絶対対立する!ぐらいの心意気で上記の理由は後付けだったっぽい。とにかく傷を残したかったんだな…。
今読み直すとお前は何を言っているんだ…?っていう自己満台詞が多くて書いた本人さえコイツ何したいの感があって一瞬どういうやつだったっけって戸惑った。
どれくらい伝えるのか、伝わるのか、ちゃんと見定めて発言していきたいですね!なんだよコミュニケーションの基本がなってないのかよ。
「私の生き死にはどう転んでもいいですが、私は生きるものとして生があるならば生を選ぶ。(そして)亡霊として(は)祟ります」
「愛していても、あなた、いつも潔すぎるんです。(私が)追いかけて引きずり出しでもするくらいが、バランスいいんですよ」
「バカじゃないの。…潔いあなたに過去にされるのも厭。あなたが一人ぼっちなのは嫌。あなたが誰かと番うのも嫌。失うのは厭。いやだったんです。…ごめんなんて、バカですか」
まあPC1,2(協力しない) vs PC3,4(協力する) という図にあいなり、最終的に勝ちました!(私は早々に落ちたんですけど!)
今はのんびり乙女な生活が送れてるといいかな~って思うんですけど私立御斎学園ですからどうなったことだか。
セッション後は、みんなでわいのわいのきっと渡理さんちによく集合!したりしてたんだよ~くだらないことだけどお互い譲れないことで香坂vs渡理とかあったんだよ~冬青・さらさはそれ眺めながらお茶飲んでほのぼのしていたに違いない…渡理さんの思いはこの秘密バレでようやくだったろう…とか。でも渡理さん部屋戻ってもなんかよくわかんない3人の私物があるけど思い出せないのウッウア!
って話と、このあとはきっとこうなったに違いない…とかいう話でひとしきり盛り上がりました。