美女と野獣"魔法のものがたり"のキューラインにびびった話

い……今更!? というような話をこれからします!
絶対アトラクション開始当時すごい言われてたんだろうなと思うんだけどこないだ初体験だったので私には新鮮!(私は体験するまで基本的に情報を入れないようにするタイプです…)
今このアトラクションにまつわる感想とかが読みたくてネットを漁っております。

ディズニーリゾートのアトラクションには、乗り場にたどり着くまでの並ぶところにもいろんな飾り付けや仕掛けがあるわけですが、その並ぶところをキューラインと呼んだりします。
世界観へ誘うために各アトラクションさまざまな装飾が施されていていずれも素敵なわけですが…
プーさんのハニーハントのキューラインの作りなど、最高ですな。
ロジャーラビットのカートゥーンスピンの作りなども、乙ですな。

そういった感動に連なるキューラインを体験してきました。
美女と野獣"魔法のものがたり"です。

お父さんの馬車が壊れているのを横目に見てからキューラインは開始します。門から橋を渡って正面口ではなく勝手口から城へ入ります。
内装にまず目が奪われ、そしてあの物となった彼らが「居る」状態を目撃するの、はちゃめちゃ楽しい。場内は明るいですが、人らしい人がいないのに気配があることやあちこちの威圧的な飾りになんだかお化け屋敷らしさも感じてわくわく止まらない。
そして始まるアトラクション、晩餐会の……エッ早くない?!
いやそうかここまで歩いてきてもうベルは城を訪れてるの見たわ! 待てよそうだったお父さんの馬車が壊れてるの見た! もうそこ終わってるんだ!
ていうかもっと巻き戻してみるとそもそも歩いてきたわエリアを! あの町の風景のなかを! そこのへんの話……終わっとる!!
前振り、エリア全部。

しかもアトラクションに乗ったあと、エリアに出るまでの道のりもしっかりアトラクションに組み込まれていると感じられる。
このアトラクションを乗り終えたからには……と思うと、美女と野獣のエリアに戻る選択肢はなくなる、アトラクションとしてはエリアを出ることによって完結する。
位置的にもいったんエリアをほぼほぼ出る仕様になっていて、もう一度エリア内に入るにはまっすぐ進まずに「横道にそれる」必要がある。はず。たしか。
だって時間巻き戻っちゃうことになるんだもん……エリアぜーーんぶ、アトラクションのキューラインとしての働きを持っている! えーー! 豪胆!

プーさんのハニーハントは家のお庭から入り、開かれた本のページに飛び込み、ページのまにまに乗り場について、物語の中へと入り込んでいきます。
そしてアトラクションの体験がひととおり終わると、お部屋にたどりつき、子ども用のおもちゃ、ぬいぐるみ、そしてベッドを目にするのです。
あたかも庭でお話を読んで物語の中で冒険をして、疲れ果てていつのまにかベッドに運び込まれていたかのように。

ロジャーラビットのカートゥーンスピンはまさしくアトラクションが存在するトゥーンタウンこそが舞台であり、キューラインのなかへ足を踏み入れることによって「街の面に出ることのない」路地裏のいかがわしプレイスに迷い込む。そこの世界を堪能して、またタウンの表面に戻ってくる…エリアとアトラクションが相補しており、かなりシームレスにつながっている。

あるいはもう今はなきストームライダー……に限らずシーのアトラクションたち。
インディジョーンズのクリスタルスカルの魔宮やマジックランプシアター、海底2万マイルといったエリアが背景説明そのものになっているアトラクションたち。
エリアへの没入感を深め、またエリアによって支えられている、融合するような形のアトラクションたち。

いやでもそれよりかなり踏み込んでいやしませんか!?
エリアぜーーんぶがアトラクションの体験前提になりえる。アトラクションへの誘導、キューラインとしての役割を果たしうる。アトラクションを体験するとき、エリアに入って出るところまで動線が出来上がっている。そんな…ことするの!!

まあ普通にエリア堪能したいので出ていかずに戻ったんだけどさ。

2022について(2021振り返り)

  • 2022/01/10

2021買ってよかったもの

Healthy Back Bag

ずっと気になっていたものの、合うかわからないしな…と買ってなかった鞄。
重さを感じるかどうかなら無印良品のリュックのほうが良いと感じる。
鞄を下ろしたときの痛みがゼロ。
それと、しょって歩いててお尻が抜ける感覚を味わうことがなくなったので重宝してます。
Mから買ったけどすぐSも買った。

Brother ラベルライター P-touch

使用頻度が高かったわけじゃないんだけど、そういえば欲しいなと思ったときにさくっとできるのとても楽。
テプラにしなかったのはアプリが使いやすいというレビューに心惹かれたから。
実際使ってみて使いにくさを感じたことはないです(別にテプラのアプリを使用して比較したことはない)。

BOOX nova air(日本の取扱店:SKT

BOOX nova2から乗り換え。
さくさくになって軽くて薄くて最高。

ペン型マウス

持ち運び用にお試しで買ってみたんだけどなかなか良かった。

同人誌B5サイズ収納段ボール

ちょっと値ははるなあと感じたんですけど、すっきりまとまってくれて本当にありがたい…
ジャンルごとにまとめられて動かしやすくて最高でした。

 

2021年はですね。
知っているものの範囲だけでコンテンツ摂取して、知ったかぶるくらいでいいや…
流行も殻に閉じこもってやり過ごすような感覚が長らく続いてたんですが、
いやいやいやいやいやいやもっと知りたいけども!!!!?!
という気持ちにゆっくりと切り替わった一年でした。

なんで切り替わったかはよくわからない。よくわからないが意欲がわいた。ありがたい。
切り替わったものの特に動けているわけではない。そこんとこは意識的に頑張りたい。

という流れで、2022年の抱負は学ぶこと。

・積読書を崩す。目標は低く、20冊
・算数を学び直す。理想は中学の数学履修し直しだけど、とりあえず小学校から
・映画や演劇などといった公演を見るようにする(チェックを怠らない。優先度を上げる)
・これまでなんとなく覚えていたことを見返せる形にしておく

一方、がんばろうという意識は薄めに楽しんでいこうというもの。

・TRPG卓。欲張りすぎず、やりたい気持ちに逆らわずぐらいで
・うすいほんは年2本を目標に取り組み続ける

ちょっと気持ちとしては閉じ気味に、自分にかまけるということを意識していこうかなと。
いやいや自分本位にやってきてるでしょという内なるツッコミが聞こえてくるんですが、
一人で取り組むことに対しての優先順位をつい蔑ろにしがちだったので、やってこうという気持ち。

 一方で去年はアウトプット面ではすごく閉じ気味にやっていた(月々の振り返りとか…)ので、
もう少し人に読まれることを目指したものを増やすよう心がけるつもりです。

 

どうぞまたひとつよろしくお願いいたします。

12月振り返り

12月は毎年気分が低空飛行しがちなので基本的になんか生きてた、という感じでございます。
今年は割と元気なほうで、おそらく天気が良くて風がなければ1日30分は日光浴をしていたからじゃないかと睨んでおり、次のこの時期もやっていかねばな…と思っている。

さて今月は〜

・謎解き「明治探偵GAME〜はじまりの事件〜 バーチャル謎解きプログラム

タカラッシュさんの明治村でやっている謎解き、のオンライン版。
めちゃくちゃ面白かったんですが、最後のしかけのところとか、うわ〜現地でやりたかった〜!ってなりました。
明治村は広大なのでその広さをうまくつかってるなというのもあって、まあ代わりにオンラインだとのんびり解くことができましたが。

・謎解き「金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL #1 電脳九龍城財宝殺人事件

これもタカラッシュさんの、ゲームセンターのあなたのウェアハウスの今はなき川崎店で行われていた謎解きのオンライン版。
これも現地のいろんなものをうまく配置していて、実際訪れてたら臨場感はんぱなさそう。
雰囲気が伝わるように(謎解きに必要というのもありますが)フロアごとにぐるっと一周する映像が見れるように工夫されていて、懐かしい気持ちになったりもしました。
当時やりたいけど訪れることができなかったやつだったので、できてよかったなー。

・謎解き「絶望ツインタワーホテルからの脱出

こちらはスクラップさんの。全てオンラインのやりとりで作ったというのと、サバンナ高橋茂雄さんの共同制作という特色があるもの。
音声だけでなく、カメラも使ったやりとりを含んでいて、久々に友達の顔を見て話した気がする。笑
謎解きというよりも限られた手段で伝える工夫が多く、コミュニケーションがっつりとったな〜って印象です。
これはこれで楽しかった!

・舞台「藍色飯店

関西でやっていたイマーシブシアター。
別途書くぐらい楽しんだ。詳しくはこっちで。

どんな話でもそうではあるんですが、どれくらい読み手に委ねるか、
イマーシブシアターの書き手は悩ましそうだなぁと思ったりもした次第。

・舞台「ザ・ドクター

それぞれが生まれた立場によって選べること・選べないこと・掴んだものはどうしようもなく付随し、
それぞれに差別被差別はどうしようもなく根付いている…
というような話をしていたかと思うんですけど、ラストのやりとりが…今ここでそれ? 何? ってなってしまった。
そこに着地するの? という感じ。
あとどうしても黒人であるとかがセリフがない限りわからないので、
「何が起こっていたか」の情報の開示タイミングがおそらく想定と違っているのは、仕方のない限界だなとも。
全体的に私の勉強が足らなかったんだろうなーとは思う。

・TRPG「200」

いやーー最後までわからん!!ってしながらたどりつくエンディング、大変にシノビガミ。
PC1も久々で、もうちょい私の頭がよければこういう話? って気づけるタイミングはいくつかあったんですけど。
たくさん他のPCさんに助けてもらって笑顔で生きていけるPCとなりました。
全然違うところで生きていた面々の人生が混じり合う一瞬というようなのも実にシノビガミな楽しみですね。
NPC含め、みんなすごいかっこよかったんだよな〜。

 

11月振り返り

11月振り返り

11月が来たことに驚いているその間に11月が過ぎ去っていった。嘘でしょ。
振り返ると寒さに凍えたひとつきでした。まあ多くがそうか。

ヘアカットにいくだとかそういう、ちゃんとやっとかないとなと思っていた面倒を片付けたので良かった。
仕事はミスっていた。基本的なことで、ルーティンにちゃんと組み込めばいいのにということばかりだった。来月の自分には期待しちゃう。頑張れよ。

やりたいなと思うだけ思っていた、既存のトートバッグをショルダーにできるよう金具をつけるだとか、TRPGの卓を立ち上げたり、人にものを送ったり、欲しかったパーカの注文であるとか、端末の修理だとか、そういう。

 

・TRPGシノビガミ「200」完走

私はPC1でした。起爆スイッチが自分の手にあるとつい押しちゃいますね!
公式シナリオ久々に行ったんですけど、毎回そんな詰め込み方する!?って驚く。懐が深くて広いぜシノビガミ。

・SCRAP「ワールド謎ツアー」

面白かった!
世界のあちこちへ行ってみるの物凄く楽しかったです。
ちょっとだけ寄り道しつつ、これ可愛いあれ食べたいと友人と盛り上がりました。
でも基本的に謎解きメインでやって、3時間くらいかけたかな?
何日かに分けてじっくりあちこち見て回っても楽しそうな謎解きだったので、ちょっと勿体無い感じもしましたが、とく時はガッと一気に解きたくなるからなあ。

・SCRAP「忘れ物探偵と消えた少女」

証拠品「しか」入ってないのが届いてめちゃめちゃテンションあがりました!!
紙の質感とか変えてあるのもニクい。
この謎解きは都度動画が挟まるので、答え合わせしながらちょっとずつお話が前に進んでいくのが楽しいところ。
これは一人で解けるんですけどやっぱり友人と挑戦しまして、今日中に終わらせたいという思いがあったので、二人で「これ楽しいね」みたいな話をする余裕はあまりなく。笑 いやそれでもしましたけど。
これもやっぱり3時間ぐらいで解いたのかな。

・舞台「ケッチスケッチ」https://mobile.twitter.com/ketchsketch

が〜まるちょばの赤いモヒカンをやってらした、ケッチさんのソロ舞台。
圧倒的な身体表現、ネタがわかってても「そう見える」手品、あるあるな身近なイライラを笑いに変える力、はらはらするシーン、ドキドキするシーン、客席まで一体になるシーン、ふと自身の体験を振り返るようなワンシーン、色々詰まってて最高でした。
来月はが~まるちょば(黄色いモヒカンさんのソロ)を見にいくので、合わせて楽しみです。

藍色飯店をたずねたこと

イマーシブ・シアターの存在は「Sleep No More(McKittrick Hotel Sleep No More)」でおそまきながら知っていて、USJの「ホテル・アルバート」は2も存分に楽しませてもらったけれど、日本でやっているとは……全然情報を仕入れていなかったところにツイッター上で目に飛び込んできたのが「藍色飯店(藍色飯店|泊まれる演劇 (aiirohanten.com))」の紹介記事(ホテルは物語の入り口。「泊まれる演劇」が生み出す1泊2日の体感ドラマ(harumari TOKYO))だった(2021年3月末まで常設しているVenus of TOKYO(Venus of TOKYO (venus-of-tokyo.com))のことすら知らなかった)。
 
「泊まれる演劇」公式サイト(泊まれる演劇|公式サイト (tomareruengeki.com))を見てみると「藍色飯店」でもう八つめの演目らしく、関西圏でやっていたんじゃん! オンラインっていう挑戦もあったんじゃん! 情報はとっていかないといけないなと気持ちを新たにした。元から感度が高いほうではないけれど、最近かなりさぼっている自覚がある。
 
きっと東京だよね? いや、関西だ。行けるじゃん。もう始まってる。じゃあ予約取れないかな。日程空いてる。私の予定も合わせられる。
公式サイトを見てもTwitter上の感想をちらっと見てみても、おそらく「体験してこそ」であるがために物語の設定も説明もふわっとしていて判断がつきにくい。もしかしたら物語は判ったうえで趣味ではないかもしれない。乗っていけないかも。そもそも分からないかも。でもこんな今行けるってなること、ある?
 
そうそうあるわけないもんな!
 
Twitter上で見る中華な雰囲気にあう気がするお洋服を引っ張り出して、一人だから勇気が持てるお守りみたいなものを入れて、自分の生活のあれそれがつつがなくいくようにこれも、それも、あと予約のメールにフラグを立てておいていざってときに、きっとこれで大丈夫……
でもめちゃくちゃ緊張する!
公式からの注意文が出たこともあって、開始直前ずっと友人に「あまり期待しすぎたくない」と「めちゃくちゃ楽しみ」を交互に送信していた。チェックインに並ぶと二人連れの方が先に案内されている。私はソロだし年齢層もあわなさそう、そわそわしちゃう。
 
度は道連れ世は情けとは申しますが、ほんとそう。
待ち時間に滞在が初めてじゃないという方とお話できて、とてもよくしていただいて、とにかく飛び込んでみれば大丈夫と太鼓判を押されて緊張もほぐれ、いざと飛び込んでみたら、心配はすべて杞憂でした。
プレショーみたいなものがあるのですが、そこでどういうふうに見て回ればいいかもわかる。「藍色飯店」では、個々人が部屋を自由に訪ね歩くような形でした。(公式サイトや紹介記事で触れられてないので白抜きにします)
他の人と一緒になるのも、一人きりで役者さんと対峙するのも、どちらも広がりがあって面白い。どのシーンもそのときの来訪者だけの記憶となる。
参加している他の方たちもみんな優しくて、またお会いしましたね、どうも、いかがでした? くらいの感じもあって(私がそんな気になっていただけかもしれないけれど)。とはいえ一方、私が演者さんをはじめ運営さんのご迷惑になってたり、他の参加者さんの体験を阻害してませんように。もちろん気をつけているけど、とはいえあとからこういうのは不安になってくる……。とにかく夢中でした。
舞台美術がいい。開けるたびに世界が展開されている。
役者がすごい。「そのものそのまま」で居る感じがあって、しかもこちらの受け答えをうまく調理しきる。
演出と脚本がホテルで演劇を行う/舞台とシームレスな場所に滞在させるということをフル活用している。
事前に思っていたアートに近い感じもありうるな…というのも明後日の想像で、要所要所の山場がしっかりありました。
フルコンプ的な意味で全部楽しめたかというと、あれもそれも取りこぼしたよ、という回答になりますが、コンテンツの全てを楽しめたかというと、まるっと全部楽しめたよ、という回答になります。一つ一つ楽しむことができたよではなく、一連の全てとして楽しかったよ、と。
 
終わったあと、ロビーで参加者の方々がお話されているところに混ぜてもらったのですが、「そんなシーンあったんだ~」はもちろんのこと、みなさんの体験/旅を聞けるということが、同じ時間にありながら別の時間、別の空間であって、時折同じシーンを共有していて交叉して、という体験そのもので今回の公演の内容を思うと味わい深……とじんわりにやにやする思いでした。
 
そうそう、チェックインして割とすぐそのまま旅は始まるので、あまり自室に馴染むタイミングはないんです。(もちろん、何度も宿泊に来たことがあれば別でしょうけれど)
すると、何よりも先に舞台としての部屋に慣れるので、自室に帰ってもそれが舞台の装置のままであるようにすら感じられました。
廊下からは思いを馳せるのにちょうど良い音楽がうっすらとだけ聞こえてきて、寝しなまで没入感が担保されているのは設定との噛み合わせも含めて「泊まれる」ということへの期待値をきっちりとおさえてくるなと感じ入りました。
 
書いていてあのシーンこのシーン……と思いを馳せていたのですが、印象的なシーンですらあそこは誰と誰にあったっけ? どんなことを話していたっけ……と貧弱な記憶が存分に発揮されていて、めちゃくちゃ悔しくていつもなら血涙なんですけど、どこかですとんと納得している自分もいました。私の時はまたもう動き出してしまったので。物語の設定に説得されるというか、そぐったこととみなせると悔しさ少しは減るんだなって。
 
あとはご飯について。
アルコールドリンクにノンアル版がすべてあるのはものすごく嬉しかったです。最高。
ご飯はどれも美味しかったですが、特に私は朝食が格別で。朝から良いひとときが過ごせました。
 
"How they dance in the courtyard,
Sweet summer sweat
Some dance to remember,
Some dance to forget"
(Hotel California)
 
 
以下は楽しかった体験そのものとは別の話、すすめにくかったなっていう振り返りメモです。
今回の公演の紹介記事を三つ四つ見てみましたが、どれもどんなふうに見ていくのかには記載がありませんでした。
私がとんと疎いものだからこんなことを思うのだろうなぁとか、こういう種類の舞台はそんなものなのかなぁとか、そもそも演目の特性上「知らずに飛び込んでみて欲しい」ということかなとは思うのですが、こう、判断しにくかったし薦めにくかった。
今回はお話が特に「ミステリっぽいんだな」とか「恋愛ものっぽいんだな」というのもなかったので余計にだったのかもしれません。つまるところ、「何かよくわからないけど行ってみようよ」としか言えなくてもどかしかった。「わからなさすぎて不安だからいいや」と言われてなんとも返せませんでした。新しいことを新しいままに楽しんで欲しい気持ちと、想像のつかなさからの…なんだろう、すれ違いがあるなあと。
少なくともプレショーに相当する、物語へ誘うにあたってのこうしてね、というようなことに関して(自分の好きなタイミング、好きな順番で部屋を巡るであるとか、各部屋には人数制限が設けられているとか、途中入室もありだとか)は、「事前に知ることができる」という選択肢があってほしかったように思います。見落としてたのかなあ…。どっか書いてあったかもしれない。
また、「終演後、各部屋の写真も撮れます」という案内がありましたが、それが何時までなのかは告げられず、逃してしまったのも悔しかったなー。それはそれで素敵な体験だったので、今回の設定もあいまってめちゃくちゃよかったじゃん、とも思っているのですが。
 

10月振り返り

仕事場までの道のりの影のさし方が鈍感な私にも分かりやすい箇所にうまくあるものだから、今年は季節の移り変わりを太陽の位置でも感じている。
10月、わりと勢力に動いたほう…だと思うし、小さな失敗から小さく得たものもあったし、泣きをみたりしなかったし、充実していた…はずなのだが、なんだかただただぬるっと過ぎ去った印象が強く、11月がもう来たのかというほうにばかり目が向いている。ぜいたく! しかしもう11月…?
どうにも今年これをやったぜ~! という感覚が薄いのは、行動制限があるからなのか、それとも私がそのように熟したからなのか、どうだろうね。

今年初めの方にすごく反省することがあって一人でから回ったりしたのだけれど、未だに引きずっている。
悲しい時にどうして私はこうなのだろうかと思い悩むことは多くあるけれど、たいてい酔っぱらって終わってしまうし一生酔っぱらってられるほうなので適宜知らんふりをしている。
普段感じないところにまで悲しみを見出してしまったり、ささいなことから妬ましくなったり、まだうまく距離が取れずに何度も気になっては悲しみを取り出してべたべた触ってしまっている。よくない。
その場で反省を見出して次の行動に移れれば良いのだけれど、時間を置くしかないなー。
あつあつのスープはおいしいし匂いがするから気になるけれど、冷めきったスープをゆっくり噛みしめながら飲み干したい。

 

見たやつとか体験したやつとか

舞台「TRUMP」(配信)

配信「初めての繭期」にて。わいわいがちゃがちゃしていてこういう雰囲気もやってたんだという驚き。楽しかった。
わいわいシーンはサービスシーンでもあるよなと思う一方、上演時間シェイプアップできたのではという気持ちもあり。
どうかなー設定を飲み込みやすくもしていたし、しつこかったような気もするし、私は所詮画面越しで見ているだけだし。

舞台「COCOON 月の翳り」(配信)

配信「初めての繭期」にて。これまで見てきたTRUMPシリーズの中で一番好みの舞台だった。楽しかったなー。「そうだよな、それが見たいんだよな…」の連続というか。
舞台美術も衣装も音楽も照明も整い方がすごく良かったし、役者もきらきらしていた。

映画「ジャッリカットゥ 牛の怒り

面白かったな~ 別に牛は怒ってなく、ジャッリカットゥという牛追い祭りを指す言葉に全てが込められてると思うのですが、その言葉自体が一般的にぴんとくるものではないんだからこういうフックを付けるしかないよなー。
山村の肉屋が屠殺前の牛を逃がしてしまい、逃げ惑う牛によって家は壊され田畑は荒らされ、遠巻きに眺める女たちをよそに、逃がした男は糾弾され村から追い出した荒くれ男は呼び戻され、牛を結婚式用に考えていた金を持つ側の男はただ安全地帯から嘆き、偉ぶるばかりの教会に権威を振りかざすだけの警察、村人総がかりでとらえようとする、その熱狂する男たちの一日を追った作品。

秒針の音と吐息によるリズムのみから始まる劇伴に寝静まっている人々の顔が次々と映し出され、幾人かが目を開き…という最初のシークエンスからどきどきした。生活音をうねりにして曲として仕立てられていって共同体だ! っていう感じ大好き。
途中から音楽は私には多少うるさいぐらい説明的に入れられているなと感じたんですけど、一方で気持ちよくもあるんだよな…。その共同体だ! が一体どのような共同体であったのか、個と群れ、映画が描いてきたことのこれぞというラストカットに向かって物語はひた走る。
最初と最後に黙示録から引用があり、最初の出だいたい話の流れは想像つくんじゃないかなぁ。

あと「『ジョーズ』を観れば、アニマトロニクスで作られたサメは、本物のように見えます。何年か経った今見ても、どのVFXで表現された生き物より怖く感じます。」(公式サイト 監督へのインタビューより)っていう監督のオーダーでできあがったオーディオアニマトロにクスの牛の実在感も最高。あ、あと200人という名前(設定)の1,000人とかそういう人員の見せ方してる。迫力。

舞台「ムサシ」(蜷川幸雄七回忌追悼公演)

蜷川演出舞台はこれが初見。ご存命の間に見ること叶わなかった。ので、まあ、という歯にものの挟まった物言いになっちゃうな。
めちゃくちゃ舞台美術が凝っていて役者も力いっぱい魅せてくれて絵の美しさは随一である一方、そもそも井上ひさし脚本との食い合わせの良さは特に感じなかったかな……。「なんでもなさそうな丁々発止のやりとり」がいちいちキマりすぎているというか。いやでもシャフトのアニメとかもそんなんだよな。私がテンポについていけなかっただけかな。

すぐよくなったんですが、しょっぱなの武蔵と小次郎のやりとりが演出なのかがなってるだけで何言ってるか全く聞き取れない感じで不安で仕方なかった。本当すぐよくなったので杞憂も杞憂だったんですけれども。
白石佳代子さん久々に舞台で見ることができたんですがかっこよかったなあ。

オンライン謎解き「四重捜査網からの脱出」(名探偵コナン)

コナンのことを熱心に追っていない。ちゃんと読んでた見てたのは榛原さんが入ったぐらいまでのこと。だけど謎解きがしたかった。コナンでなくてはならなかった。
「わかりました。それについては、こちらで解決いたします」ってセリフがガチで言えるっていうから…だから私は安室になりたかったんだ!
というわけで兼任もできるとはいうものの基本的に四人一組で挑む謎ときに挑戦したく、友人たちに頼み込んで付き合ってもらった。「なんでやろうと思ったの?」ってそれぞれに聞かれた。普段言わないセリフを自然に言いたかったんだ!

レギュレーションを確認せずに二時間半ぐらいかかれば終わるだろうとか舐めた態度でいたらしっかり四時間半かかった(公式表記は最短二時間だそうで…)。長い闘いだった…。
ちょっとUSJで催されているのっぽい仕掛けだな~と思ったりもした。
特製ウェブサイトを使用して進めるんだけれど、捜査完了後(脱出後)もサイトがある限りはまた見直せるようになっているということもへ~! ってなりました。面白い。

複数人でのオンライン謎解き、例えば二人が謎解きに取り組んでいるときに、残った人たちとこれどういうことだっけ、みたいな横道にそれた話がしづらいのがとても難しかった。解ける人がとりあえず解いて、状況をシェアしていく…みたいな動きが実地でやるようにはいかない。

面白かったな~。ちなみに「こちらで解決します」はテンパりすぎてて全然いう余裕がなかった。「えっあっそれね! ん!? あ! こっちでやるっぽい!」だった。

展示「ハリー・ポッターと魔法の歴史展

ホグワーツで学んでいる科目にあわせた展示はとてもわくわくした!
ハリー・ポッターの世界にあったものの展示と、実際の人間界にあったものの展示がまぜこぜされていた。

このように取り使われ・このように描き出されていたけれど、私たちが生きる人間界ではこのようなふうに研究をしていた人がいるんだよ、こういうものを用いて何がしかを知ろうとしたんだよ…という文化が垣間見えるの面白い。浅く広くという感じ。

私が小中学生のときだったらより一層わくわく止まらなかったろうな。まさに知りたかった手がかり、調べるきっかけにあふれていた。

展示「半・分解展

ずっと行きたかった半・分解展ようやく行けました! うれしい!

「フランス革命から第二次世界大戦の衣服を半分分解し、標本 にする」「本物を見て、実際に触れて、直に嗅いで、袖を通す」(公式サイトより)
当時の衣服を半分解体して型紙を起こし、また縫い合わせて服も展示してある。

私は服を作らないから見たところで受け取れる情報量は極めて少ないんですけれど、めちゃ…おもろ……!!
普段ガラスケースごしで「ここはどうなってるんだろう?」が全部見れること。お願いすれば触ったり着たりできること(ものすごく気さくな方だった…)。すげえ。
受け取れる情報量が少ないにも関わらず物凄い情報量に圧倒されてしまって、写真も撮り放題なのに見たり着たりするだけで精一杯だった。

更に簡単な説明を全体向けにやってくださっていて、分かりやすいところにまで落とし込んでの紹介でそれも物凄く面白かった。
絶対また行きたい。

9月振り返り

読み返してみてつまんないな~って思ったから今月こそなんかさ~ってこねくってたけど何にもならなかった!
さっさと9月分をあげてしまおう!

休みが多い月であることもあってか、穏やかな日々だった。
その割に日常に転がっているささいな石に気を悪くして声を上げるというくそムーブが止まらなかったので、本当に表面だけのフラットさからまずは手に入れなければと改めて。
家人に「数年前に比べて最近はましじゃないか」と尋ねたら聞かなかったことにするという否定をいただいたことは、深く意識に留めておくべき。

よくわからない焦りに任せてではあったものの、人に声をかけて予定を入れる、がいくつかできて嬉しい。
落ち着いて進められれば一番いい。思い立った瞬間に今すぐやらねばやらねばと進めるのはたいてい何かをないがしろにする。
今はこれをやるんだぞと決めて物事を進めていきたい。

 

今月からの使用品・購入品

ZOHO notebook
紙copi→Evernote→Dropbox→Google Driveときて、最近はZOHO Notebookにお熱。
どれもいい感じなんだけど、ふだんの各端末間の情報のやり取りはZOHO中心。
こういうのは私の場合つまるところ「なんとなく使いやすい」とかに終止するので、具体的にこれがこう良いとかいう話はないんだけど、とってもなんかまとめやすいし見やすい。
ただ友人が「時々消えることもあるから気をつけて」と聞いているので、まあ、そういうつもりで…

Boox nova air
nova2は未だ全然現役なんだけど、どうしてもキーボードの入力速度に納得がいってなくて。nova3を買うか迷ってたらairが出たので。(まあnova3で十分といえばそうだったんだけども)
キーボード入力の速度納得しましたーよかったー! これで読む・手書きのメモ・キーボード入力がこれ一つにできました!
といって手書きメモそのものはやっぱり紙のほうがやりやすいんだけど、落書きははかどる。

ババ・バスオのパスケース
USJがバイオハザードコラボのときに売っていたS.T.A.R.S.のパスケースを使っていたのだけど、いいかげんぼろぼろになってきたので(何年保ってくれたろう。思った以上だった)、新しく買い替え。
SNSで見かけたんだと思う。なんか好きだなってなったので…色も好きだったので…

 

見たやつ

ロング・バケーション
お噂は公開当時かねがね…の一作で、評判どおり良い出来でした。
私はサメ映画見てきている人間ではないのでそのあたりのことはわからないんですけど、面白かったー!
序盤30分ぐらいでやること終わったじゃん、あと一時間もどうするんだ? って思ってたけどだれずに魅せられたわ…。
箇所箇所あるサメからの切り抜け方も飲み込めるように演出されててよかったなあ。
でもたぶん映画館では見れなかった。「痛い痛い痛い痛い、痛いよ〜」って結構な声量を出してしまう自信がある。

Kawaiiミュージカル
基本の展開はミラクルギフトパレードそのものながら、いちごの王さまの掘り下げを絡めることで厚みがすごいことになっていた。
絡めるといっても基本的に最初に添えているぐらいなので、冒頭の30分出ずっぱりから考えるとそのあとはかなり比率が減るんですがいびつさは一つも感じない。そしてラストのハローキティと手を取ってあるきつづける姿の刺さり方がエグい。エグいくらい来る。すごいでき。

MIU404 4話
一話だけ見て私は興味ないかなって思ってたんですが、友人たちが「四話からいってみよう」と推してくれて見たらめちゃ…めちゃ面白かったです。
最後まで今現在の時間軸における彼女自身を伺わせるそのものの肉声は視聴者すら「賭けてみようと思った」「負けてばかりだけど」と、「彼女嬉しそうにしてましたよ」というくだりだけなのが最高最高最高。
それすら主人公たちにとっては伝聞のみだし、私達がいかほど彼女がどうだったかと思いをはせたところでもう残った記録から想像することしかできない。
彼女が買ったのか負けたのかには答えがない。答えがないけど、受け取った人間にとってのなにかにはなるもので、という作り、うまいよ〜。
このあと続けてkawaiiミュージカル見たので余計にミュージカル泣いちゃったよ。

ドラマ「シャーロック」
吹き替えでは何度か見てたもののはまってなかったのだけど、改めて字幕見たら好きじゃん…ってなった。今S3はじめ。

8月振り返り

この話から始めよう、と思っていた話題をもう忘れてしまった。そんな8月の振り返り。

 

・モノを捨てるシリーズ

月初めのメモを見たら「ぐちゃぐちゃ もういや ぜんぶすてるか?」だそうで。
相変わらずモノ大好きとモノもうやだで揺れてキてる。捨てるものリストもあるが……まあ少しだけは叶った。
モノによっては捨てるとちょっと心がほっとするものもあるので、ゆっくりでも進めていこうね、という心持。

鞄二つ、おもちゃ三つ、コート一つ手放す。

・最近の生活のこと

暫く部屋の電気をつけっぱなしで寝落ちてしまう日々が続いて、時間は足りてるのに体が疲れ切っていてずっと眠たかった。
早いとこ音声操作の実装が待たれる……WiFiの設定がめんどうくさくて進んでないんだよな~!

ワクチンを打った。
前々日から緊張しっぱなしで、「指定された場所と違うところで受けてしまう」「時間に間に合わない」「書類を忘れる」などの悪夢を見るはめになっちゃった…。
始まればさくさく終わって、翌日に発熱し翌々日まで上がったり下がったりしながらも続いてから落ち着いたけど、結局その週は割とだるかったな。食欲はあった。
だるかったときは、「平熱だが、ねとねとした刺すような熱を感じる。倦怠感、眠気」また「のぼせるような熱」とのメモ。

刺繍を再開した。
再開してみてわかったけど、私は絵画を再現! みたいな、全部のマスを埋めていくタイプのやつが好きだ。
(今やっているのはわりと白地が多いもの。次買うときは全部埋めるやつにする)

手帳カバーが欲しくて、「こういうカスタムできる?」って問い合わせたらすぐ帰ってきたんだけど、さらに返信で「さらにこういうのできる?」って聞いてから途絶えてしまった。何か聞き方が傲慢とか粗相があっただろうかと気に病んでいるけど、そろそろしれっと新しく問い合わせしようか迷っている。

・夏の自由研究

今年もやってきた夏の自由研究。
これまで調べものの発表ばかりだったので、今年こそ工作するぞ! と中旬ぐらいにやることを決めて取り掛かったものの、
結局最後の一週間に慌てて取り組みだして、直前二日間で泣きながらやって間に合わなかった。

ポスターの交換であまりにあまった100均のカラーボードを使ってシルバニアサイズ向けの家を作ろうとしたんだけど、
組み立ててガタガタなまま止まってる。せっかくだから完成までこぎつけたいけど、完成してもガタガタなのはそうなんだよな…。

今年初めて発表に参加してくれた方もいて、発表会はすごく面白かった。
それに、やっぱり二日間やって間に合わなかったのも含めて、夏を収められた感じが満足。

・よくわからなかったメモ

"語られなおされた宗教と観光による文化の形成" 何?

 

☆見たものとか

・ドラマ「PERSON of INTEREST」
 これ見たさにU-NEXTに加入して割とすぐ8/31にサブスク配信対象から外れると分かって焦った。
 S1~S3まできちんと追いかけて、S4は序盤2話と中盤1話と終盤3話を見て、S5は序盤1話と終盤4話を見るという暴挙。
 「当然この手のネタを使うならこういうタイプの人を配置する」という目配せがしっかりしていて、
 かなりご都合主義なんだけど見ていて楽しい。特にS1の4話くらいまでは見て欲しい。あとはお好みで。
 フィンチかわいいよフィンチ。ショウとファスコがコンビ組むときも好き。

・ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
 ほんとは7月に見た。面白かった。続き。続き。

・テレビ番組「ブリティッシュベイクオフ」
 ベイクオフが! アマプラに! 来てくれた~~!!
 S1は初見だったんだけど、番組に手探り感があって楽しい。
 ブリティッシュベイクオフの何が好きかって、審査員のポールとメアリーのかけあいもなんだけど、
 司会をしているスーとメルの挑戦者に対する寄り添い方にほっとするからだな、と思った。

・テレビ番組「ママ・ハディッドのモデル養成プロジェクト」
 リアリティショーありがち演出が好きになれなかったわりに、最後まで見ちゃった。

・映画「ビューティフルドリーマー」
 実は通しで見たことがなかった。満足。

・映画「ジーサンズ はじめての強盗」
 このタイトルがすべて。なんだろうな、飛行機の中で気軽に見て気軽なままけっこうたのしかったじゃ~んっていう手触り。

・本「行ってみたい世界の灯台」
 次は灯台の中がどんなふうになっているかが知りたい。

 

☆次月以降に向けてのメモ

・家の中の誰より早く起きて朝食だけすませてしまう ⇒二度ほどできた
・月2本ずつTRPG振り返りをアップしていく ⇒できてないので、1本ずつでも
読みかけの本コーナーを作る DONE
帰宅後のフローを意識する DONE // 再考が必要。今あるフローはあってない。

・手紙に封をする
・推しに手紙を出す
ベッドカバーかける
・座禅のやり方まとめる ⇒どこに書けば貯められるか迷っている

・手帳に挟める家計簿ノートもどきを作ってみる?

クロスステッチ

--まだやらないけど書き留めておく

・生活に要するものとときめくものに分ける。写真にとって箱に詰める

超整理手帳に戻ってくること三回目のこと/メモのために状差しを買ったこと

手帳は結局、超整理手帳(※)に戻ってきてしまう。

手帳って何について管理するのか・どういうペンで書きたいのかということに加え、自分の中で流れている時間と合致してないとどれだけメモってもダメだなと感じる。で、私にとってそれは超整理手帳なんじゃないかっていう……。

・一日が三段に分けられていて、朝昼晩とざっくり分けた取扱いができる
・一週間が一列になっていて、書いた文字の流れと時間の進みが一緒
・じゃばらになっていて、最大8週間後までを一気に眺めることができる

これがどうも…私には…つよい! さいこう! 大きさがちょっと合わないなとか、あと日記も一緒にしてしまいたいとか考えてはほかに浮気しがちなんだけど、また戻ってくる。これで多分三度目。

で、ロディアNo.8とサイズがほぼ一緒なのだということをこの三度目にして知って、今それを組み合わせて使っている。
ロディア、昔一度使ってみて、紫のあのラインが濃くて見づらいな…って思ってたんですけどなんか今回さらっと馴染んだ。ラッキー。
日記とかToDoリストとか思いつく書いておきたいことを適宜書いていっている。

 

で、メモというものは常にどっかいってしまう。

ためられた試しがない。「これやりたい。そうだアレに必要なことをメモしていたはず」、その記憶はあるけどアクセスできない。
捨ててないからどこかにあるけど分からない。そんな調子でいつか必要なやつかもと思うから捨てられない紙が一定量あったりする。

いろいろ検索などかけてみたけどしっくりくるのがなくて、状差しがよいのでは、という思いつき(たいていの私の思いつきはあんまりうまくいかない)を実行してみることにした。
かっこいいのがいいな~とカール事務器の両用状差しを見たりしてたのですが、
絶対針部分で何かやらかして痛い目にあうなということで、普通の状差しにしました。

そのメモの見直しと消化のために月ごとの振り返りなど始めたんですよ。

今度こそ貯められるといいなぁ。

 

ちなみにペンについては、予定表を書くのにはユニボールワンを楽しく使ってたんですが、
一か月ほどで色分けしたほうが頭に入らないという現実を受け入れました。うすうす気づいてはいたんですけど…。元気にシャープペンシル。
メモのほうはそのときどきの使いたいペンを。主にはプラマンを。限定色が定番になってくれてよかった~! 嬉しい。
オリーブグリーンとダークグレイとセピアが大好き。

 

※超整理手帳についての自分のめも

超整理手帳は1996年に野口悠紀雄氏によって考案された手帳で、当時かなり売れた。
氏の93年発行の著作「『超』整理法」がまずベストセラーになり、96年に「続『超』整理法・時間編」が発行された流れを汲んでいる。
2009年~2011年にはバリエーションが増えたが、オンライン化の波もあり(この手帳のオンライン版も出ていた(2010年リリース, 2014年にGoogleカレンダーとの同期が不可能になりその後2015年に「2」がリリース))、氏のサイト内にあった手帳用コミュニティサイトが廃されてからは縮小の一途を辿っている。ご本人もとっくのとうにGoogleのサービスとか使ってらっしゃったはず。
人気な当時はどことどこ版だかで微妙にデザインが違うだかあったと思うけどもう全く思い出せない。
でもまだ通販で購入可能。KADOKAWAさんありがとうございます。
頼むまだ出してて…手帳だから一冊しか買わないけども…ああユーザ数これ以上減りませんように。

7月振り返り

さて、7月が過ぎていく。
ひと月がきちんと過ぎたあとに書こうとすると気づけば半ば…ということが大半な私なのでもう書く。

4~6月の振り返りはあまりにも自分用のメモ過ぎて読めたもんじゃないなと思ったけど特に改善点も浮かばないしまあ一年ぐらいは続けてみるかという。
とにかくなんでもいいから何かを習慣づけるということに対して「できた」が欲しい。

 

6月は初挑戦ごとが多く、いちおう乗り切った…という気持ちが大きかったこともあって、この7月は特筆することもなく穏やかだった印象が強い。

いやそんなことないな、6月の出来事消化しきれなくて気持ちが揺れまくって読経聞いてみたり座禅するべきではと思ったりあまつさえそれをツイッター上でこれ見よがしにつぶやくなどしてしまっていた。揺れ揺れじゃん。
ちなみに読経は数日間一人昼飯時に聞くなどしたけど、座禅はできてない。出た、やろうと思って消えていくやつ。

ま~~そういうことも含め、本格的となった暑さに体が負け始めていたので、新しい場に飛び込むような初挑戦はほとんどなしに大きな楽しみが月末にあるという7月は振り返ってみればちょうどよい采配だった。褒めていこう。

 

とはいうものの、これまでだとやってみたいな~で終わらせていたことをやってみることはできていた。
「飲み会折り紙やってみたい」とか「ちょっとこの人と喋りたいな」とか、それから「一旦これは距離を置いてゆっくりやることにしよう」とかいうことも含めて。

何かの電話の折に「また片付けしてるんだ?」と友人に言われたが、整頓できてなくてモノが多けりゃ常に片付けの必要にかられているもんなのである。
そんな中いくつか始めたことがある。ペン字、塗り絵など。塗り絵は買うだけ買ってこれを書くにあたりあわてて使おうとしてるあたり、一か月にはじめることは一つまでにしておくべき…。
ペン字は割と楽しく続けている。少なくとも三日坊主は越して続けている。次は三週間目標かなぁ。この記事の下書きも誰に見られるものでもないが意識して文字を書いてて、それが楽しいと思えているので、良い傾向。

あとちょっとした流れでリトアニアの神話に興味持って爆走してたな。リトアニア、かなり長く独自の宗教が体系だって残ってたらしいのですが、まあ、その、十字軍が……。ツイッターで優しい人が優しく道筋を示してくれて本当に感謝しかありませんでした。

 

とりあえず8月は「やろう」と言って先延ばしにしてしまっていたTRPGの立卓とほっぽっている塗り絵の二本立てが待っているので、新しいことは控えめに!
それと好きなアニメの良いポイントをひいきすぎて全くプレゼンできなかったので、ちょっと気持ちを落ち着けて見直したほうがいい。
それと発送がまだできてない。送付に対して腰が重い理由、ひたすらの怠惰だと思ってきたけど、何がネックになってるかちょっと見つめなおしたほうがいいかもしれない。

 

☆見たもの

かげきしょうじょ!:
 キャラクタを分かりやすくするためらしくこまやかな改変が行われているがそここそがピンとこない。ただ原作既読の人間のいちゃもんかもしれない。その割に物語の主軸が誰か見失いやすく、3話見てここぞという(ポジティブな展開であれネガティブな展開であれ)気持ちが持っていかれるシーンが感じられなくてつらい。原作の流れは汲まれているんだけどなあ。OPEDは好き。

SK∞:
 毎話のつくりがうますぎてうま…しかなかった。いわゆる箸休めや主人公側の力の底上げ回においてすら何を見せたいのかがしっかりしているので素晴らしかった。6話までは一日1話ペースで楽しんでいたのに、7話からは一気見してしまった。ぜひ見て欲しい。

オッドタクシー:
 折り返しまで見た。ラストまで見てこそっぽい感想を見受けるし、いったん見始めるとやめられないんだけど、かといって毎話すごい面白かったなということもなく、早く駆け抜けてしまいたいが、改めて見ようとすると腰が重い。

エクストリームジョブ:
 ゆるゆるだらだら見て楽しい映画。金ローとかでやってたら嬉しくなるやつ。

 

☆使ったもの

固形シャンプー(エティーク):
 旅先でシャンプーリンスについてあれこれ思うのがほとほと厭になってきていて、しかも我儘なことにアメニティ系のミニボトルはなんか使い勝手が良くないと感じておりパウチも好きになれず、では固形シャンプーを使ってみるかという。高い値段だなと感じながら買っておいてたいしたことないんだろうなとかナメてたんですが、すげ~よかった。なんか…めっちゃまとまる。

 

いい加減髪を切る必要がある。行きたくない。8月無事に私が髪を切りに行っていますように。

 

次月以降に向けてのメモ(前月より変更なし)

・家の中の誰より早く起きて朝食だけすませてしまう
・月2本ずつTRPG振り返りをアップしていく
・読みかけの本コーナーを作る
・帰宅後のフローを意識する

・生活に要するものとときめくものに分ける。写真にとって箱に詰める

・手紙に封をする
・推しに手紙を出す
・ベッドカバーかける
・座禅のやり方まとめる

・クロスステッチ

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