買ってよかったもの・2019

  • 2020/01/11

3/4 追記 映画に「海獣の子供」 すっかり忘れていた…

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つらつらと振り返ります。
URLは全部整備できていませんすみません。

いかに本を読まなかったか……。おもちゃめちゃくちゃ多いですね。

生活を少し変えるようなものは少なかったかな。
急須なんかは実用品のラインナップで、あとは体を支えて背筋を良くしてくれるコルセットもそうですが、何よりはリングフィットアドベンチャーかもしれない。革命的だった。週4ぐらいで続けられて、そろそろ一か月が経とうとしています。習慣化できていることがすごい。途中で中休みをとってもまたやろうって思えることがすごい。

ワイヤレスヘッドホンは結局完全左右独立型のものに移行しました。
落としたり失くしたりするだろうと覚悟しつつ、一応半年は持っています。コードでどたばたしてたのが嘘みたい。「自由ってやつは楽しいもんだぜ」、そのとおりになっています。メーカー違うけど。この系統ではあとミラーレスカメラです。撮るの楽しい。

再始動ビジネスでどんどん直撃するものが増えているので、何を買うかよく見極めていきたいと思いつつ、ずるずると来てしまっているなあ……。

ポケモンに今になって再度はまるとは思っていませんでした。金銀以降、買っても途中で放り投げていたので。カレー作り楽しいよ~。図鑑完成させてみたいよ~。
オブラ・ディン号の帰港はもともとPCでしたが、この作りは私は手元でやれるようにならなければやらなかったろうなという感じ。すごく面白いのでぜひ手に取ってみて欲しいです。四年間消えていた船が誰もいない状態で発見される、いったいこの船で何があったのか、乗船者60名の名前と死因を埋めていけ……。

 

◆ 舞台など

  • Disney HAWAIIAN Concert2019
  • That's a が~まるちょぱ show in 大阪 FINAL
  • キネマと恋人
  • 炎のジプシー・ブラス ファンファーレ・チオカリーア
  • 骨と十字架
  • (配信)封神演義
  • 血界戦線
  • 魔術士オーフェンはぐれ旅 牙の塔編
  • 世界音楽図鑑 カントゥス
  • ドリフェス!!!!!!!イリュージョンSHOW TIME in DMM VR THEATER Thank you for your YELL
  • ドリフェス!Thanks Party

そんなに見てないな。

キネマと恋人は初めてのKERA・MAPでどのシーンも絵になっていたなあ……
骨と十字架は演技もさることながら舞台美術も素晴らしかった。

2.5次元では、封神演技には最初、四聖・聞仲戦で終えるってどういうふうに? と懐疑的でいたんですが、蓋を開けてみたら、新しい発見があって改めて原作の積み重ねていた描写に気づかされました。

オーフェンは量の多い原作をうまくさばいていて好感触でしたが、仕方がないとはいえ説明的なシーンで主人公一人が喋ってはけて即また主人公が出て説明……みたいなのではける必要性を感じにくいとか、個々人はよい演技をしても全体的な演技のテンポがかみ合いきってないように思われる手続きっぽいやりとりが気にかかるとかであんまりハマらなかった。単純にまだまだお芝居が仕上がっていないように見えた。

血界戦線はよいところもあったのですけどまずオープニングに分類するほかない部分が長すぎて没入感がそがれたことをはじめ、アニメの物まねのために役者はいるのだろうか、生バンドがいるのにBGMを使う効果とは……という感じではまりませんでした。

そういえばどれも2018年にくさくさしていた映像に頼りすぎる作りではなかったので、そこはとっても良かったな。

 

◆ 美術展など

これもあまり数行ってないなあ。今年もあまり行くという選択肢を取れないだろうという見込みなので、行けるタイミングは逃さないようにしたい。

国立西洋美術館は初めて訪れたのですけど、常設展示見ごたえがありました……という何の感想にもならないメモですが。
みんぱくは相変わらず面白い特別展を打ち出しまくっているのでもっと足しげく通いたいところ。年パス作るのが当然になるくらい通いたいけど、できたためしはない。2019年はクラウドファンディングにも参加できて、嬉しかった。

これだけの数しか見てないのに現代アートに二回も触れているのは私には珍しくて特筆しておきたい。
どちらもインスタレーションのあるものであることも面白かった。あと、千葉市美術館がすごく現代美術に力を入れていると知ることができた。地方美術館、行かないからなぁ。あ、あとアンカレジでも現代アートを見ました。

アラスカ民族文化センターにせっかく訪れたので、「アイヌ文化交流センター」や今春予定の北海道の「ウポポイ」にも行きたいところ。

 

◆ 映画(*印は配信など)

  • Fate/Staynight Heaven’s Feel
  • スパイダーマン スパイダーバース
  • シャザム!
  • 海獣の子供
  • HIGH and LOW
  • ヒックとドラゴン3 聖地への冒険
  • ぼくらの7日間戦争
  • フッド(*)
  • 名探偵コナン 紺青の拳(*)
  • 超高速参勤交代(*)
  • 最高の人生の見つけ方(*)
  • バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(*)

これまた少ない。映画館ではアニメ映画ばっか見ていたな……いやいくつかそれ以外もあるけど、まあ、大枠として……。

この中では「スパイダーマン スパイダーバース」が一番残ってるかな。

「Fate/Staynight」はどういうオーダーしたらあんな主題歌用意できるんだろう、と驚いた。

「紺青の拳」は出てくるキャラクター全員でクリアしなければならない課題に向かって取り組みコストを支払って特に誰が得をするでもなくとにかく映画を完成させていてめちゃくちゃ笑った、さすがに突っ込みたくなるシーンが続くと即座に園子嬢のはちゃめちゃカワイイカットか怪盗キッドのどしゃめしゃカッコイイカットが挟まる。

「海獣の子供」はスタッフロール後パートがただでさえ蛇足に見えていたのに「大切なことは言葉にならない」って言っちゃうのが決定打だった。その話言葉で言っちゃうんだ……。
あと芦田さんは演技がどうこうというより聞きながら彼女の身体表現込みで見てみたかったなと思ってしまった。

「バードマン(略)」は撮り方にとにかく引き込まれた、手触りは「アメリカン・ビューティ」最初に見たときの感覚に近かった。

「フッド」は変奏部分はともかくアクションシーンが私にはかったるかったので惰性で見ましたがラストの一言は個人的にツボったのでオッケーという判断です。

あと全然映画とはかけ離れるんですけど、アマゾン棒を導入した結果我が家では空前のドラマ「ミス・マープル」ブームが来ている。BBC版のやつ。ジョーン・ヒクソンが演じているやつ。まずもってドラマとして面白いところに加えて我が家の中ではどことなく祖母を思い出すという評判も付き、とても楽しく見ている。

あと「相席食堂」。最近は完全に千鳥にやられている。

 

◆ 旅行

  • 静岡
  • 東京
  • 名古屋
  • 香住
  • アラスカ

懐かしい友人を訪ねて行ったことないところに行ったり、ずっと行きたいねと言っていた旅行ができたり、行こうと思ったこともない土地へ向かったり、面白かった。

静岡は秋にもう一度訪れたかったけどできなかったのでまたぜひ行きたい。
名古屋は、というか明治村と執事の館は相変わらずすごい好きなのでこれもまた。アラスカは氷にあんなに心動かされるとは思わなかった。

 

◆ イベント

  • USJクールジャパン、ハロウィン
  • TDSクリスマス
  • 阪急百貨店(梅田本店)「ワールド・ティー・フェスティバル」
  • 神戸コンチェルト(https://kobeconcerto.com/
  • ツーリズムEXPO

USJはミステリーレストランで推しが推しの好きな人とえんえん喋ってるターンが楽しすぎた……
あと2018年よりサービスの方向を変えたりより課金を誘導していたりしていて面白かったです。
謎解きは惜しいことをしたので悔しかったなあ。
ハロウィンの「ホテルアルバート2」は完全に再演だと侮っていたら違っていたので驚きました。母が体験して楽しんでいたことが嬉しい。

ワールドティーフェスティバルは去年行って気に入ったので今年も。
マテ茶(LIFE IS A JOURNEY! Bohdi Mate)に挑戦してすっごいハマりました。いい感じの苦みがコーヒーっぽい良さ。
去年気に入った銀月サロンのジャスミンティーも買い足しました。

神戸コンチェルトはたまたま乗船券をいただく機会があったのでランチをしたのですけど、最安を選んだし大したお味じゃないんだろうなぁなんて見くびっていたらめちゃめちゃ美味しかったし贅沢なひとときでした。たまにはいいなー、今年もそんな時間が持てると良いです。

ツーリズムEXPOは了三時間前ぐらいに滑り込んだんですけどとっても楽しめました!
国々が地域に分けてプレゼンしているの、すごく魅力的だった。

 

◆ TRPG

・シノビガミ「カエラズユウエンチ」
 PC2)射水 孝千(いみず・たかゆき)
 「それはお茶目か」

・インセイン「ワンナイト・ラブをあなたと」
 PC2)縫嶋 阿佐斗(ぬいじま・あさと)
 「すごいな……ぱふぱふ、ってバカみたいな物言いがこんなにしっくりくるものがあるとは」

・インセイン「二人のシャンバラ」
 PC2)時藤 波根子(ときとう・はねこ)
 「あ、あた、あた、あたしのっこと……なんか、どど、どうだっ、て、いい、でしょ」

・インセイン「狂気の坩堝」
 PC4)宮田 義巳(みやた・いさみ)
 「よ。アタシのことは覚えてるかい? ちょっと姐さんとははぐれちまってね」

・インセイン「残業」
 PC3)的場 羽常(まとば・はとこ)
 「ホント、会社がこんなに大変なとこだとは思ってませんでしたよ~。やばやばのヤバスティックラブですよ?」

・インセイン「恐怖の課金ガチャ」
 PC2)早賽 万茅(はやざね・まち)
 「あー…つええんだけどな……コレ……いやでもキテる。これは波来てるぜ」

・灰城綺譚「獣は踊る」
 PC2)騎士イーノック
 「……私は、何もしなかっただけだ」

今年は私にしてはたくさんやってるなぁ! 誘ってくださる方がいたのでできました。うれしいなあ。
インセイン多めだったので久々にシノビガミやったらこんなにやること多かったっけ?! ってなりました。

どれも面白かったんですが、「ワンナイト・ラブをあなたに」が一番シナリオに唸りました。
ポンコツぼんくら全員一直線に自分の欲と常識で当然のことをした結果狂気へどっぷり。PC全員そろって酒飲みのポンコツぼんくらだったからかもしれない。

あと、今年は恋愛の方面かはさておき、いわゆるカップリングになったなみたいなキャラが多かったな。私にしてはものすごく珍しい。

今年はGMやりたいなー。あとダブクロやりたいよう。

概念「夏休み」を堪能した話

 ある日仕事のさなか学校の側を通ったらとても静かで、背中に太陽の熱の圧があって、ああ、夏休みだーーと思った途端、うわ夏休みやりてえ! という気持ちがぐわっと沸いた。夏休み。一ヶ月半に及ぶ休暇、海、虫取り、花火、終わらない宿題! 遠くに住む友達たるあなたに会えなくても夏休みを満喫したい! 夏休みをしよう!
 てわけで夏休みの宿題「自由研究」をしましょうよ。と数名の友人に声をかけましたところ数名が乗ってきまして、やったねハッカちゃん、概念「夏休み」を手に入れるぞ。
 渡した情報は以下のとおり。

【発表時期】8月最終週~9月初週あたり
【NGワード】「萌え」「推し」(研究テーマじたいにNGワードを取り扱う場合はこれを除く)
【発表場所】ディスコード
【発表形態】展示及び発表。資料類は発表まで本人保管とし、提出はしない。発表は5分~20分とする。それ以上になる見込みの者は代表教員(ハッカ)にまで申し出ること。
【講評方法】書き込み(文字打ち込み)

  • おおざっぱな”自由研究”ですので、取り扱いテーマに限りはありません。手芸や美術、歴史の研究、体験したことのまとめ、工作キット類など、なんでも良いです。
    取り組んでみての自身の気づきは一行で良いので必ず発表に盛り込みましょう。
  • なお、代表教員はハッカですが、参加者全員が生徒であり教員です。全員で講評を行います。講評の書き込み方は自由ですが、テンプレートも用意いたします。
  • テーマに悩んだ人、これって自由研究になるのかな? って思った人は代表教員に気軽に相談してね!

 で、テンプレートには以下の項目を挙げておいて、全部埋めてもいいし埋めなくてもいい、ということにしました。
 改めて見るとほぼ同じこと言ってるな。

  • 「ここがよかったよ!」
  • 「特に面白かったところはここ」
  • 「これについてもっと知りたいな」
  • 「派生して思いついたこと」

 出そろった内容は以下のとおり。

  • 鬼滅の刃コラボ京都旅行記
  • 「麒麟が来た」に寄せた細川・明智プレゼン
  • 素人、鳩を剥く
  • たのしいアラスカ
  • タンゴ体験


 基本的には音声での説明をし随時感想とか相づちはテキストチャットで行う運用でしたが、状況により聞くのはオッケーだけど喋るのNGな人もいたのでテキスト説明もありました。
 発表用の文書を作ってきて画像とまぜつつ随時コピペする人あり、エクセルデータ配布と説明の人あり、動画と図解を用意している人あり、PDFファイルの人ありという感じでまとめ方もそれぞれでした。
 やってみると割とどれも20分きっちり使うかちょっと伸びる感じ。25分あればだいたいみんな余裕を持って終われたんじゃないだろうか。質疑応答もたっぷり10分使って2~3答えられるぐらい。
 それぞれ持ち寄ったネタそのものももちろん、ネタに対する視点とか取り組み方がまた各々の色が良く出ていて面白かった~!

 私は発表前日から取り組んで二日弱でどうにかしました! 発表日が9月1日だったこともあって、8月31日に取り組むまっさらの宿題はすっげ~夏休み! してる! 生きてる! って感じられましたね! 満足!

 ついなんとなく調べたところで終わらせてしまったりこんなことやってみたら面白いだろうな~ぐらいで置いてしまったことを宿題きっかけにまとめられた・取り組めた、というのが参加してくれた皆さんがだいたい言ってくれていて、満足度高く終わることができました。好評でもあんまり…でも来年もやる気満々だったんですが、せっかくなので冬休みもやるか~! って話になりました。んふふ愉しみです。

 私の発表は基本的に読んだ文献をそれぞれなんとなく引用してまとめただけなのでお見せできないのですが、概要としては「アラスカは1744年にロシアの冒険船がやってくるまでほぼ誰の横やりを入れられることもなく多彩な民族が暮らしており、特に沿岸部では鯨・アザラシ・鮭などによって何も知らない私が想像していたよりかなり豊かな暮らしをしていた」みたいな話です。どのへん読んだかは明記しておきます。


2015, ダイヤモンド・ビッグ社, 地球の歩き方編集室 編集, 地球の歩き方 アラスカ 2016~2017
2016, ダイヤモンド・ビッグ社, 地球の歩き方編集室 編集, 地球の歩き方 アラスカ 2017~2018
2005, 農山漁村文化協会, 岸上伸啓 責任編集, 世界の食文化⑳ 極北
2005, 赤司書店, 綾部恒雄 監修, 世界の先住民族 ファースト・ピープルズの世界07 北米
1999, アカデミア出版会, 岡田淳子 著, 北の民族誌 北太平洋文化の系譜
2018, 誠文堂新光社, 川内牧栄 著, 愉快!痛快!アラスカ暮らし
2014, 新潮社, 石塚元太良 著, アラスカへ行きたい Almost All of Alaska
2005, 中公新書, 岸上伸啓, イヌイット 「極北の狩猟民」のいま
2006, 北海道新聞社, 谷本一之, 北方民族歌の旅
2010, 集英社, 廣川まさき, 私の名はナルヴァック
1982, 小学館創造選書, 藤村久和, アイヌの霊の世界
2004, 彩流社, 浅井晃, カナダ先住民の世界 インディアン・イヌイット・メティスを知る

スッスッス ミナト回の感想

もろもろ取りこぼしていることはあるのですが、とりあえずを。

ネタバレ等考慮しません。

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買ってよかったもの・'19年2月

▼どうでもいいけど書いておきたいこと

高校大学時分ごろからエッセイだとか旅行記だとかいうたぐいが上手くなりたいとぼんやり思っていて、でも何をや書かん、それすら思い浮かべられずに今日まで過ぎていたのだが、最近そのころより少しばかり挑戦する気概が生まれたのだけれど結局特段何もしてこなかったので(痕跡はある。このサイトにある香港DLの旅行記とか。たどり着く前で長く放置しているあたりもふくめ)、今年こそというわけだ。ところでこういう前置きの長いことがまずよくないとは思う。でも書きたいから書いた。練習だから戒めて書く敷居を上げるよりいいだろ。

▼買ってよかったもの -ものを買うということ

さて、買ってよかったものの話。
ほんとうなら去年を振り返って2018年に買ったものというくくりができれば良かったのだが、意識するとどうも書けなくなってしまったので今思いつくできるかぎり最近の買ったものでどこにもまとめてなかったような気がしているというくくりでいく。
わたしはモノをよく買う。ため込む。場所などおかまいなしで同居人はみんな眉を顰めるものだし、なかなかうまくできたろうと見せた部屋のありさまは初めて上がった友人が言葉をどうにか選ぼうとして声が出なくなるさまを目の当たりにすることになって、これは今でももの凄く恥ずかしい記憶のうちの一つだ。改めねばともろもろ手をつけてはいるのだがさておき、幸か不幸か今回最近を思い返してみて買って楽しかった記憶しか出てこないので、気持ちよく紹介していこう。

▼買ってよかったもの

ルイ・ヴィトンの本「ブック ホテル ラベル 日本語版 /世界を巡る旅」

今年一番の買い物といえば鮮烈な体験を含めこれになるだろう。詳しくは別途書いたのでそちらを参照。しかし今回リンク張るために改めてページを見てみたが、本ってファッション小物なんだろうか。そういう側面もあるか。
このとき私の買い物の補助にあたってくれた店員さんは今でも思い返すとうっとりする体験を提供してくれたので、ぜひとも何かしらお手紙など送りたいがさすがに重たいだろうかと腰が上がらずにいたのだが、そういえば年賀状というそういうときの体にちょうどよいものがあったことをこの二月半ばに思い至った。どう思われようがやらないよりましということで、これを機に何かしらコンパクトなカードなど送ろうと思う。エッセイのたぐいに挑戦することのほかに、気持ち悪く思われるのでは?などという自己保身より感謝の意を思うままできるかぎり伝えるよう動くというのも今わたしに期待していることだ。

森の人工房のオオバタンのメッセンジャーバッグ

手作りバザー的なイベントにて初めて見てひとめぼれして買って重宝しているドードー鳥の肩かけバッグとクマのペンケースの製作者さんの出店にようやく再び訪れることができたときに、今度は鳥(オオバタン)のメッセンジャーバッグがあった。ドードー鳥のときもクマのときもそうだったのだけれど、手に取って見るとかなりしっかり動物の特徴的な形をしているにも関わらず想定よりずっとたくさんものが入るので素晴らしい。その場で欲しかったのだけれどカネがどうもなかったこととどうしても色合いから自分が持っている姿がしっくりこなかったことから購入を見送った。
そのあとやっぱり欲しいと決めてインスタグラムでやりとりしてみたときに、かなり軽い気持ちで「色とりどりのものなんかあればうれしい」ということを伝えたら本当に色とりどりなものを作ってくださった。びっくりした。後からインスタグラムをたどってみるにどうもオオバタンを実際飼ってる方の要望が鞄の発端らしく、せっかくオオバタンのそのままの白を生かしたデザインの良さを殺してしまったのではと少し気が引けつつ、でもやっぱりオオバタンのパターンの色とりどりが欲しかったのでとにかく嬉しかった。しかも一度作ったものを見せていただいたらやわらかいピンクを基調としていて可愛らしすぎずしかもきつい色も差してあるのに全体としてほんわかとしていて実に素敵な出来栄えだったのだが、自分が持っている様子がうまく思い描けず「キミドリやオレンジが好きな自分と相談させてほしい」とお願いしたらもう一種作ってくださった。好意に度肝を抜かれた。なおその二つ目はものすごくものすごおく好みでこれしかないと即座に購入させてもらった。重宝していく。

OPALの化粧水

ふと友人と化粧水の話をしていたところ、ブースターを最近導入してどうしても消えなかったニキビが消えたなんていうウッソだろ、こわ……ってことを真顔で言って丁寧にどこで買うことができるのか教えてくれたので試しに使ってみたら生理前に必ず出来ていたニキビが消えた。ウッソだろ。こわい。なお、二種あるんですけど値段の低い方を使っています。十分でした。

銀月サロンのジャスミンティー

わたしにとっては高いお茶の買い物だったのだけど試飲がすごくおいしくて同じように淹れられるとも思えなかったもののどうしても飲みたくて買ってみたらまーやっぱ好きな香りと味でもう。幸せ。
五回ぐらいまでなら十分同じ葉で淹れられますよと案内されたんですけど、今のところわたしでは三回ぐらいまでしか…それ以上飲むこともなく…。でもその三回に関しては十分味も香りも出ています。いつも葉を捨てるときに少し惜しい気持ちになっている。これは必ず次も買ってしまうと思っていたのだが、店の情報が載ったサイトがいまいちよくわからん作りで遠巻きになりそのうち何かの拍子に買えればいいなあなどと思っていたけど今見直してみたらふつうにオンラインショップがある。嬉しい。買う。

・風呂敷

もともとエコバッグとして使う90cm(二四巾)のしか持っていなかったんですけど、旅行に出るときに勧められて120cmのを買い足して持ってったらあともうちょっとおっきいのがあってもいいな~!と思ってさらに190cmのものを追加購入。旅行のお友。

武蔵小山みやがわのサコッシュ

商店街の個人アウトドアショップのご主人が店の奥で作っているサコッシュは布がそのとき限りで作っているみたいで本当にさまざま。サイズも決まってそれなりにあるサイズもあるものの、行く時々によって多種のよう。ヒモはテントのタープで、どの色がいいか選んでつけてくれる。人が買っていくのを眺めるだけのつもりが思わず目があってしまうデザインと出会ってしまって気づいたら駅から引き返して買っていた。買ってしまった…という気持ちでいっぱいだったのだが、旅行で物凄く使いやすくて今はこれ以外考えられない。素晴らしい。パスポートやチケット類と財布とあとちょこっと(薬ケースとか)が入って、外側のポケットにするりとスマートフォンが収まる。軽いし不用意に開け閉めすることがなくなったし手元に置きたいものがちょうどまるっと入る。大助かり。

映画「バーフバリ」グッズのサコッシュ

上記からしてもう充分サコッシュは持っているじゃないかという感じだがこれはつい買ってしまったサコッシュだった。バーフバリ!バーフバリ!その勢いだった。しばらく死蔵状態だったものが最近仕事のときのちょっとしたポケットがわりに使っていてかりよろしい。ちょっとしたものをどっかに置き忘れたりそもそも持っていくのを忘れたりを防止している。ただしそんなふうに鞄持ってる人はわたしくらいなので浮いている。ちょっと考える…でも便利…。

石田製帽の麦わら帽子

近年の夏は猛暑とか酷暑とかいう言葉が肌から心へどっぷりがっつり染みて刺さって理解させられますな。長時間外に出るなら日傘をさすんですけど、出たり入ったりのときはやっぱり持ち歩くのがどうも…どうしても嫌で! なにせなくしそうだしたたむのも面倒だし、で、帽子です。つぶして折りたたむことができて、つばをくるんと外側に向けることも伸ばして笠のようにすることもできて、シンプルなかわいいやつがいい! と思っていたところに百貨店でひとめぼれして買った。その場でかんたんなお手入れ方法とつばの形を保持する力が弱くなってきたら工房に送ることでお直しできますというアナウンスをいただいて大変それも良かった。今年一番のMVPかもしれない。帽子は寝ぐせもなおしてくれるしな…。

ラクレッシュ

口内洗浄液。おすすめされて使い始めてみたところこれまで使ってきたこの手のもののスッとする感じとも違う、すっきりとする感じが楽しいし気持ちいいので謳い文句をどれほど信じるかはともかく使っている。
蜂蜜レモンテイストのほうは蜂蜜レモンの苦いところだけくっきり残るって感じで元々の洗浄液のにがさがごまかしきれてなくない?!と感じていて、アップルミントテイストのほうが好き。

ZEBRAのペン(bLen)

銀座 伊藤屋で見つけたprodirのペン(たぶんDS9)が700円もするけどこれはいい素敵だ、ジェットストリームを始めとする滑らかな書き心地を謳ったやつは滑りすぎてわたしには使いこなせず割と使いやすいと思っていたやつはインクがダマになりやすくてどうしたものかと思っている矢先に出会ったペンで、軽い書き心地でダマもできにくくてありがたく使っていた。って思っていたらこいつ、bLenが出てきたんだなあ!
prodirの「なんか書きやすい」の「なんか」のアンサーがそこにあった。ぶれにくい。prodirも今も大好きなもののなにぶんbLenは値段も含めてわたしに殴りかかってきたみたいでその衝撃にやられたままでいる。

・LAMYの万年筆

いやね、万年筆は万単位のものを買おうかずっと悩んでいて、とはいえどうせ使わなくなるよなあとやめていたのだけどねちねちチェックをしてみたりもしていて、装飾のきれいなものに惹かれもしたけどやっぱり書き心地みてみないとなあ、でもそんなこと実際の店舗でやろうもんなら本当に欲しくなってしまったら困るしなあなん手買うならどれにするかとかなり夢想もしていた。ページだけ見てるとインクが乾きにくいというプラチナ万年筆の#3776Centuryとかかなり気になった、でもそれなら万単位から始めずに同社のプレジールが同じく乾きにくくてしかも千円だしなあでもなあなんてぐじぐじしていたところ偶然入った文具屋にてLAMYが少し安くなって売っていて飛びついてしまった…何せLAMYのデザインがすごく好きで…握りやすくて…楽しく使っているのでなるべく長くたくさん使おうと思う。

2018年ざっくり振り返り

  • 2019/01/17

ざっくりとした振り返りを。

・書いたものを本にしたこと

ついに二次創作の同人誌を出した。面白かったし、へこたれずに今年も出している

・ドリフェス!が終わったこと

まだあまり語れないでいる。
「明日に連れて行く」コンテンツのファイナルライブに触れて、想定では夜も越せないままかと思われたが夜は越せた、ただ朝焼けの眺めから動けないでいるというところ。

・旅行

よく移動した。モンゴル、香港、セブ島。
行けなかったものも行けたものも含め不義理をしてしまったと感じる話もあったので、精進。
来年は国内でも行きたい場所が多いので頑張る。

・勉学および整理整頓

相変わらず無

・読む・見る

小説アニメ漫画類は特に言うほど触れられなかったので省略。

【見たもの】

  • バーフバリ 王の凱旋:とにかくパワフル
  • ヒトラーを欺いた黄色い星:当然のことではあるが、いろんな生き方が、運を含めてそこにあったのだなと
  • 私はあなたの二グロではない:そもそも黒人差別における歴史の有名なところすらわかってないと言うことがありありと出た。それはそれとして差別をするされるということがなんなのかが響く
  • 滝を見にいく:リバイバル上映にて。今期一だった
  • クワイエットプレイス:アトラクション映画
  • 15時17分、パリ行き:ささやかで日常に裏打ちされた勇気の話。しかし本人主演で映画までいってんの、はあ〜ほへーみたいな気分にもなる。面白いとかではなかった
  • デッドプール2:ちくしょう面白いじゃねえか…
  • ブラックパンサー:王族兄妹かわいい
  • カメラを止めるな!:母にもう一度映画館でみたいと言わしめた初めての作品

【見たいもの】見たい気持ち順に

  • スリー・ビルボード
  • スターリンの送葬狂想曲
  • モリのいる場所
  • ア・ゴースト・ストーリー
  • パディントン2
  • スモールフット
  • ウインド・リバー
  • 万引き家族
  • ゆれる人魚
  • サーチ
  • いつだってやめられる 怒れる10人の教授たち
  • ペンタゴンペーパーズ
  • レディ・プレイヤー1
  • ラッカは静かに虐殺されている
  • 犬ヶ島
  • 来る
  • ボヘミアン・ラプソディ
  • セラヴィ!
  • シェイプ・オブ・ウォーター
  • タンガル
  • 消された女
  • テルマ
  • ゴースト・ストーリーズ
  • テルミーライズ
  • タクシー運転手
  • ラ・チャナ
  • モアナ 南海の歓喜

【見るかはわからないがメモりたくなるタイトル】

  • 形のない骨
  • 君の鳥はうろたえる
  • 黒い箱のアリス
  • 結婚まで1%
  • ここは退屈迎えに来て
  • 純平、考え直せ
  • マダムのおかしな晩餐会

初めてのカウンターコスメのころの話

  • 2018/09/09

需要? そんなもんはありません。ただの露出趣味です。

 

私は美女でもありませんがろくにメイクをする人間でもありません。
ベースメイク止まり。メイクアップをまずしない。
だから見てくれが向上するわけでもなく、まあ、自己満足と建前としては満たしておりますというぐあい。
でも化粧品はおもちゃみたいで見てるの楽しいし、化粧をすること自体も割と楽しんでやっているのでかなり幸せなタイプです。

 

さて、そんな私が初めてカウンターコスメに行ったのは新卒採用されて上京してわりとすぐのことでした。
それまで、ほぼほぼ化粧なんてしてこなかったのです。いや、前述程度のベースメイクを一応、一応していたのですが、本当にささやかな自己満足と周りの言葉についていくための私にとっては小さな背伸びをしている行為だったのです。
だから、「何かついてる……あ、ファンデよれてるんだ。してないと思ってた」と悪気なく言われたときも、「今日何かつけてる? ちょっときらきらしてる。かわいいよ」と身内に言われたときも、等しく恥ずかしくて消えてしまいたかった。私はしているんだぞと自分の気持ちを支えておいて、やってるんだとは思われたくなかった。

 

というわけで、こうすれば化粧したことになりますよ、という手順とお作法を知りたかった。聞ける友人は手近にいませんでした。
こいつぁカウンターコスメしかねえ。ついでにまるっと買ってこよう。間違いはないだろう。金を出して絶対買うんだから堂々としていられるはずだ。新卒はいい口実になる。しかも今ならオフィスカジュアルという名前の服を持っているから、私服ほど気後れすることもない、変な格好じゃないはずだ。いけいけハッカ!
そんな出陣でございました。

 

とはいえカウンターコスメは難敵でした。どうしても何か自分を恥じてしまうし、敷居も高かった。BAさんこええよう。もし万一知り合いに見られてたらどうしよう(別にどうということはない)。
ぐるぐるする私が選んだ百貨店は二子玉川の百貨店でした。
ちょっと足を伸ばさないと行けないこと、周りに大して同世代が行きたがりそうな店がなさそうなこと、空いてそうなこと、百貨店そのものがそこそこ金持ちが訪れそうで売り上げに困ってなさそうなこと(偏見というようなイメージです)、売り上げの対象の年齢層が自分より上そうなこと。似た年頃のBAさんと当たりたくなかったのでした。
空いてそうなこと、だけはちょっと思惑と外れました。いや、そのとおり空いていたのです。静かすぎてやりづらかった~~!は、はずかしい!これはむしろもう少し人がいたほうが紛れられたのでは!と選択ミスに汗を掻きつつ、もうほかのところに改めて出向くような体力はなく、えいやと声をかけました。でもかけるまでにたぶん二周ぐらいしてる。

 

行ったのはRMKでした。大学時代、同じゼミ生が「よかったよ~」「いいってよく名前あがるねー」って会話してるのを盗み聞いていたからです。小さなゼミでよかった。でなければ一生聞かなかったかもしれない。
BAさんは、30後半にはなってるだろうという、まさに私が欲しかったぐらいの年齢層の人でした。新卒でこれまでろくにメイクをしてこなかったから一通り見てみて欲しいこと、やり方も教えて欲しいことを伝えて、一通りやってもらいました。
凄く身の置き場がなくて、たくさん緊張していたことを覚えています。されたメイクが「いい」とか「悪い」とか、そういうのは何にもありませんでした。とりあえずこうすれば、なんか、それらしいんだろうと飲みました。がちがちしてたろう私に、それでもBAさんは私が勝手に恥じるようなタイミングを作らず、すごくなごやかに説明してくれていました。
ベースメイクだけでも違って見えました。まあこれは多少試着室で着るとよく見える効果が入っていますけど。まあまあそれでもね、おお、つるっとして見える、すごいなあ、という気持ちはなかなか高揚感ありましたよ。
そうして、どうしますか? という言葉に、ベースメイクごそっとと、そしてチークをお買い上げしたのでした。……なんかもう一つくらい買ってそうだけど忘れた。
「次いらしたときは、ほかの店舗でも、このカードを出せばお客様のご入り用のお品がどれかわかりますから、さっと買えますよ」というふうな感じに言われてお客様カードを貰った。ああ、品番判らないとか、そういうことでパニクらなくてもいいんだ。ファンデがなくなったから追加したいんですってカードを出せばそのまま買えるんだ。それならさっと立ち寄ってさっと買って帰ることもできるかもしれない。そう思うとどっと力が抜けたことを覚えています。
しかしあのとき金が足らなかったのと気持ちが追いつかないのでやめたんだけどアイシャドーすげえよかったんだよなー、三色ぐらいをがぱっとまぜてとって塗るだけでいいやつ紹介してくれてて、ほんとに銀のきらきらがきれいだった……んだけど「きらきらしている」は当時私にはまだ届かなかったんだよなー。今思えばチークよりかそれ買っとけって感じなんだけど。

 

これが私の初めてのカウンターコスメで、それ以降も敷居は高くて不信にうろちょろしていたけれど、気持ちがいけると思ったときにはさっとやってみてくれませんかって言える度胸がついたのでしたとさ。ちゃんちゃん。

つってまあ結局メイクアップはしないしできないんだから大して活用できてねーんだけどね。

ルイ・ヴィトンで買い物をしたぞ

ルイ・ヴィトンで買い物をする日がくるなんて思っていなかった…。
しかもちょうご機嫌に、飛びつくような衝動買いで、さらには同人誌買うみたいな感覚で。

何をかって、本を買ったのですよ。

 

ふらりと立ち寄ったルイ・ヴィトンの「TIME CAPSULE」展がきっかけでした。
「TIME CAPSULE」展を大阪にて開催 -LOUIS VUITTON
"ルイ・ヴィトンのアーカイヴの中から厳選された歴史ある稀少な製品やオブジェと共に、1854年の創業当時から現在までを辿る旅へ"
とあるとおり、さまざまな旅行鞄はそれだけで胸一杯おなかいっぱいになるような面白さで詰まっていたのですけど、出た先のショップに並んだ色鮮やかな本といったら、目を引く惹く。

ふらふらと惹かれるがままに立ち寄るも、開いたものかどうしようか、ただきれいに並べられた本のカバーを眺めるだけのユニクロのパンツに無印のカバンにメガネもきちゃないままの私に、すてきな姿勢の店員さんが、するりとなんの圧迫感もなく寄り添って案内を始めてくれたのです。
これには普通に感動した。うれしかった。本の紹介はもちろんのこと、こっちが目移りしてあれこれ食い気味な反応への対応も、店員さんが断りを入れるタイミングも、なにもかもやわらかくてこちらの興味関心に寄り添って見せてくれたのです。すげえなおブランド様の接客力。

そしてルイ・ヴィトン発刊の本の豪華で面白いことったら!
これまでのルイ・ヴィトンのトランクを簡単な背景を紹介しつつ振り返る本や(伝説のトランク100-ルイ・ヴィトン 日本語版  -LOUIS VUITTON)、
これまでのルイ・ヴィトンのショーウィンドウを振り返る本や、店舗の外装内装コレクションの本、著名人とのコラボレーションをまとめた本、鞄の形状の歴史をたどるどでかいカタログみたいな本などなど。
どれもでっかくってカラーページ多用で(フルカラーもある)化粧箱があついアクリル板みたいな工夫がこらされていたりする。面白すぎる。
だいたい10センチはあるじゃん?っていうフルカラー箱付き本が3万弱なんすよ すっっっげえよ もろもろ度外視で出すことに意義があって買うあてがないでもなくてかつ店舗にプールすること前提でしか刷って値段設定できねえよ。開けて見せてもらうたびにえらいでかい声で楽しんでしまったよ。

中でも私が惹かれたのがこれ。こちら。

ブック ホテル ラベル 日本語版 /世界を巡る旅 

ルイ・ヴィトンの趣味であった旅先でのホテルラベル集めについての本なのですが、だいたい8,100円てなんだよ……やっすい……

こちらが外箱。

「世界を巡る旅」外箱 「世界を巡る旅」外箱 開けたところ

 

本はさらに化粧箱に包まれていて、紹介カードがはさまっています。これシールで貼られてるわけじゃないのよ。

さらに化粧箱に包まれている 化粧箱から本を外す

中もラッピングされてるみたい。

サイド 表紙を開いたところ

本のなか。なんと中にレプリカのポストカードをも綴じられている…!

本の中身1 本の中身2.ポストカードが入っている。

さらに、化粧箱はぐるっと本を包むようにできているのですが、これを開くことができて……開くと……地図が!
行路も書き込まれているので、本を読むときにこれを立てて眺めればいっしょに旅行気分ですよ。

化粧箱を開くと地図が

さらには一番右端は地図は終わっていて、袋状になって中には何か入っている……

化粧箱2

この黄色いのはなんだろうと開いてみると…………集めたホテルラベルの一部レプリカだ~~!!

ホテルラベルのレプリカ

わたし、こういう本に覚えがありますよ……昔こういう絵本を手にとってわくわくしながらページをめくり、一緒になって冒険した気になったものですよ……!

なんて豪華な思い出本だ! なんとまあ! わくわくする!
なお、本そのものの裏側はこんなふうな意匠が。おしゃれ。

ほんのうらかわ

なお509pにおよびます。当然フルカラー。

マジでげっらげら笑いながらすげえ!やべえ!!しか言えなかった ごうかなえほんじゃん……………もしくは同人誌……
というわけで、気持ちよく衝動のまま持ち帰ってしまったのでした。

ガストン・ルイ・ヴィトン所蔵ホテルラベル・コレクション 世界を巡る旅、今イチオシのウスイホン概念です。

さてもさても本当に心いくまで本を見せてくれ、寄り添ってくれた店員さん、すてきだったなあ……。

テストプレイなんかしてないよ(白)

ボードゲーム・カードゲームのたぐいはどんなメンツでどんなふうにどんな状況のなかやるか、というのに左右されると感じています。
たとえ同じメンツでもそのときハマるゲームとハマらないゲームがあったりする。鉄板、というものはあんまりないなあと思いますが、備忘録として感想をおいておきます。

テストプレイなんかしてないよ

ゲームの目的はズバリ「勝利する事」!
カードに書かれた「○○すれば勝利する」という条件を満たせば、それでOKです。
しかし、なかには「XXすれば敗北する」といったカードもあるので要注意。
他人にドラゴンやレーザーを押し付け、子猫の待ち伏せを避け、プレゼントを手に入れよう!
場合によっては10秒でゲームが終了することも!?

ツイッターで見かけてから気になっていたので買うだけ買って積んでいたゲームを友人たちと遊んできました!
ルールは上の紹介文どおり。手番で手持ちのカードから一枚選択してプレイし、結果によって勝利したり他の人を退けることができる、というものなのですが……。
やっている様子はこんな感じ。

「全員一撃で倒す」
「しねぇ!!」
「お前がしね!!」
「効きませ~~ん!」

ええ、おわかりいただけてるとうれしいのですが、このゲーム、われわれをイメージ小学生に変身させる力がある……!
そんな大声になるようなカードはないというのにいつの間にかお互い声をあげて戦っておりました。おれだけが……勝ち残ってやる……! そういう強い意志がおそらく全員に生まれていた。

最初からこんなふうではなかったのです。
「え? え? どういうこと?」
「えっうそ自分の手番来てないけどもう終わりってこと?!」
「待って、そういうこと? 持ってるカードなんだったっけ……」
こんなふうにかわいらしく幕は上がったのです。
でも冒頭二枚目のカード(二人目がプレイしたカード)によって半数が脱落。全員の目つきが戸惑いから色を変え勝つというシンプルな的に標準を合わせ燃え上がるまで時間はまったくかからなかった。即だった。
なんなら正直一手だけで全員倒して自分一人がたっている姿をちょっと思い描いていいじゃねえかって思ってた。それは私だけかな……どうかな……。

そんなわけで大変に盛り上がるゲームでした。
ほかのゲームもやったんですけど、「もっかい! もっかいあれやろう!」ってなるぐらい盛り上がりました。
ずっとやりつづけると疲れてくるんですけど、またつまみぐいしたくなる魅力があるんですよ……。

楽しかった~!

paperangを使ってみた

  • 2018/07/11

書いたやつが久々に一回まるっと飛んでやる気が出ないけど書き直すぞよっこらしょっと!

 

スマートフォンでちょっと気になる情報をクリップしていくにはどうしようか(主にツイッター)、という流れで、スマートフォンから印刷して手帳に貼り付けたいという欲望が生まれました(その欲望じたいクリップ方法としてスマートかどうかはさておき)。
スマートフォンに直接つなぐ個人用モバイルプリンタというと写真向きのものが多いけど何かしらあるだろうってことで見つけたのがこちら。

droPrinter

感熱紙なるほどいいね! この感じいいね! でももう入手は難しそう。感熱紙ってそういえばキングジムで見かけた気がするぞ……。でさらに見つけたのがこちら。

ロルト(KING JIM)
ココドリ(KING JIM)
nemonic(JBS)
paperang(ファインテック)

(業務用のほうを見ればもうちょっといろいろあるだろうとは思うんですけど…)
でまあ、一番印刷は荒そうだったものの、専用紙以外のロール紙を使用したレビューがあったこともあってpaperangを手に入れてみました。

paperangはブルートゥースで接続し、専用アプリから印刷を指示するというもの。

 

一番印刷したいのは文字情報なので、その印刷ぐあいがどんなもんかひとまず試してみたものを自分のために置いておきます。

〇 アプリからテキスト入力(加工なし)

paperangのアプリ上で直接テキスト入力し、フォントの大きさなどをまったくいじらずのもの。
デフォルト

〇 アプリからテキスト入力(加工あり)

フォントを太字のものにし、サイズを大きめにしたもの。
アプリから入力(加工あり)

〇 別アプリでテキストを画像にして印刷

アプリ「Lemon」を使用してテキストを画像にして、それを印刷してみた。
文章を画像化するアプリ「Lemon」をリリースしました!(らっこのじゆうちょう)
画像アプリ使用1

画像アプリ使用2

〇 ツイッターをスクリーンショットして印刷(加工なし)
ツイッタースクショ(加工なし)

〇 ツイッターをスクリーンショットして印刷(加工あり)

画像の油絵加工で太らせてみた。
ツイッタースクショ(加工あり)

知ったか映画研究家スペシャル

ボードゲーム・カードゲームのたぐいはどんなメンツでどんなふうにどんな状況のなかやるか、というのに左右されると感じています。
たとえ同じメンツでもそのときハマるゲームとハマらないゲームがあったりする。鉄板、というものはあんまりないなあと思いますが、備忘録として感想をおいておきます。

知ったか映画研究家スペシャル

あなた達は「知ったか映画研究家」です。ひょんな事からあなた達は映画の評論会に出席することになってしまいました。けれどポンコツなあなた達はその映画に対する知識を何も持ち合わせていません。知恵と勇気とトーク力でこの危機を脱し、真の知ったか映画研究家の称号をつかみ取りましょう!

 ランダムに引いた二つの単語を組み合わせてできた言葉(例:マニア遺伝子)が、知ったかしなければならない映画のタイトル。さも知ってるかのように語り、最後には「ね、〇〇さん!」と場にいる誰かに話を振って、場にいる全員が話し終えたらおしまい。話してる最中、聞いてる人たちは絶対に語りを肯定し続けなければなりません――だって誰もかれも知ったかで内容を知らないのだもの! 誰が一番それらしい知ったかぶりだったでしょうか……というパーティーゲーム。

 一度卓上ゲーム好きで集まってそれぞれ持ち寄ったゲームをやったときに紹介されて、はちゃめちゃに楽しかったので別途映画好きで集まったときに持ち込んだらまあこれがハマったハマった。
 それぞれ映画見るときにどういうところをよく見ているかとか、褒めにくい映画のときどのへんを取り上げるかとか、すごく特色が出ててまず笑える。脚本、音楽、撮影、特殊効果、CG……映画っていろんな要素でできてるよね~! そういえば役者を褒める人があんまりいなかったような気がするけど、やったの結構昔だからなあ。またやりたいなあ。
 さらに笑えたのはそのあと。卓上ゲームをわんさかやったあと、飲み会になだれ込んだんですな。映画好きが集まっていますから、最近見た推し映画のことや、はやった映画がじっさい自分にはどうだったかなんてことを語り合ったのです。すると、まあ、それのぜんぶしらじらしいこと! 誰も信じない信じない。しかも「私も見たよ! ほんとにそうなの、そこがよかった」とか援護射撃しても、ゲームでも「絶対に語りを肯定しなければならない」ロールプレイをしたあとだからよりいっそううそっぽく聞こえて(そしてふだんどんな評価だったか興味津々なメンツで行っていたがゆえによりいっそう)めちゃくちゃ笑えるっていう。しゃべってるほうもこれはしらじらしいってなっちゃって笑いこけちゃうしまつ。

 あー、またやりたいなあ。

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