THE FIRST SLAM DUNKほか7作
短く感想をメモっておきます。
宮城リョータは兄を追うようにバスケにのめりこみ、沖縄から神奈川に移ったあともなお打ち込み、とうとう高校バスケ界で有名な山王高校にインターハイで挑むことになった。
はー面白かった、母親の息苦しさと家の空気の仕上がりすごかったな…試合めちゃくちゃおもしろかったな……花道はジャンプ漫画の主人公だったな……。
再構成の結果、漫画で存分に描かれた三井のエピソードが大きく省かれ、しかし宮城に影響があるので結構な分量があり、宮城にとってどういう意味が…はよく伝わる代わりに三井自身はよくわからない男に仕上がっているところには爆笑しました。ランニングする監督を見つめるシーンは特に、その後の展開の説明のために入れたシーンなんだと思うんだけど、宮城の視点から急にはがれるから変なシーンだったよ。
星宮いちご世代の卒業と卒業後の歩み。
ゴールテープだった。ボーナスって感じ。映画でここは描こうって選ばれるメンツはここになるんだな〜と思いながら見ていた。
トランプによる性加害についての記事を書いたミーガンは、ワインスタインについての性加害について記事にしようとしているジョディと組むことになる。
もっと記者二人にべったり寄った話かと思ってたんだけど、探偵モノみたいな映画だった。
昔から仲が悪い隣り合う2国は互いに困窮していた。昔のしきたりの和平のあかしに互いに人を贈るという話に巻き込まれた金の国王女サーラと水の国図書館長の息子で技術者ナランバヤルの二人は交流していくうちに国交を開くべく動くこととなる。
必要なエピソードをまとめて繋いだら味気がなくなったみたいな映画だった。
本国から内戦が続く音が聞こえる離島では変わりない日常があった。ある日いつもどおりに友人をパブに誘ったところ、拒絶され、絶縁を言い渡される。
変な映画だった。会話を成立させるすべての二人間のすべてのやりとりにおいて各人の志向が噛み合わない。感情だけがぶちまけられ、重ね合わされることもある。どうすんだこれって思ってたらちゃんと着地して、あれえ…へええ…となった。
詩織は志望していた雑誌編集部に就職するが、所属は男性向け成人雑誌だった。売上が厳しくなっていくなか、編集部はそれでも発刊を続けていくが。
こっちはもっとドキュメンタリというか、SHE SAIDみたいな感じかと思ってたんだよな。こっちのほうが主人公にカメラがべったりついていたし主人公に基づいてお話が作られていた。もう序盤も序盤で主人公と先輩の間の空気感をねっとり撮ってたんだからラストアレは来なきゃ嘘だろ! ぱさついた現実に対して、それでも抱いた「なんでだ?」があって…という作り、なるほどなあ…となった。
物語(ナラトジー)の専門家アリシアは、講演で訪れたイスタンブールで手に入れた瓶から現れた魔人と出会う。「3つの願いを」という魔人に対し、アリシアは「願いはないし、願っても最後は教訓で終わる」と諭すが。
変な映画だった。wishとdesireとlongingの話をたぶんしていた。もっと互いに「こういう話があるじゃん」ってしあうのかと思ったら、ひたすら魔人が語っていた。互いに…というのなら、入れ子になっていると見ればそうも言えるかなっていう。「うみねこのなく頃に」のあじわいもあるかな〜と思ったらそこはがっつり味わえました。彼女に寄り添ったものがなんだったのか、物語っていけるようになったのよ。
エヴリンはアメリカでコインランドリーを経営する中国移民。ゲイの娘、頼りにならない夫、都合よく頼ってくる父親、生活をまわすのに精一杯のエヴリンだが、国税局での指導を受けている際にマルチバースの戦いに巻き込まれる。
ハマらなかった。退屈だった。その話するのにそれやらなきゃだめ?いやサービスだよな…こういう話するのにこういう味付けで見てみるのどう?!だよな…私が野暮だな…。