アマプラで見たもの の感想

あとで見やすくするために別記事に切り分けたりするかも。


・パディントン
・パディントン2

 お噂はかねがねだったんですが、当時は見に行かなかったんです。名作でした。
 1でやることやったじゃん、2はどうするの? って思ったらやるべきことをしてました。最高でした。
 ちょっとまた追記させて……ほんとによかったんだよ……。見た当時からブログに書かなきゃ!!って思って今日まで書いてないのでなんなんですけど……。

 

・叫びとささやき

 ミッドサマーで名前が挙がっててツイッターで見かけたはずなんだけど、気づいたら忘れていた一作。
 ある日帰宅したら母が部屋で小さくなってどこかこわばった顔で芸人さんの番組を見ていた。何事かと思った。ちょっとしたホラーであった。で、どうしたのと聞いたらすごくてすごいこわいものを見た、今焚火にあたるような感覚でお笑いを見てる、というのがこの作品でした。すぐ見た。
 山という山はない。言葉に起こすとなんてことはない。ただ静寂に叫びとささやきはある。心臓の隣で声のない言葉を吹き込まれてるみたいな感じでめちゃくちゃ面白いのでぜひ見て欲しいです。

・サーミの血

 見たいと思っていたのでやっぴ~! って見た。
 もうここ絶対レイプシーンが…と思ったら、そのように性的に触れる行為はなかった、その対象者は人間とは見られていなかった。同情をしてもただ人間ではない。そういう近い土地にいる生物。

・Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

 ボケの始まりつつあるホームズとその家政婦と家政婦の息子の話。
 かったるかったけど架空日本はありえな度が高めでテンションあがった。あと終わりはきれいな着地でした。

・ミッドナイト・イン・パリ

 そんな彼女なら捨てちゃえば? みたいな…いやすみませんそんな彼なら捨てちゃえば?見たこともない。
 結婚間近の男は稼げている脚本家だかの仕事をやめて小説家に挑戦したかった。深夜のパリで不思議な車に拾われて、ここってば憧れの時代の憧れの芸術家たちでは!?
 っていうので、おつまみみたいな映画だった。

・バンド・ワゴン

 一度は見てみたかったんだよー見てなかったんだよー。
 ラブシーンの二人でのぴったりそろったダンスの美しさはど、どうなってる!? どうなってるもくそもないが? どうなってる? ってテンションすごい上がった。ラストの演目ばんばかばーんはそこまでハマらなかったけど見ごたえはあった。

・わたしは、ダニエル・ブレイク

 ずっと一作は見なくちゃと思っていたけどただそこには現実で見聞きする辛い話が感情移入する形であるのでは…で腰が重たくて重たくて一度も見たことがなくて、ようやく見た。まぁ想定していた方向の辛い話でした。それでも確かにくすりとする場面もあった。そういうことを抜きにしたって面白かったよ。面白かったよ……。

・ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

 部屋を売って別の部屋をというので家族が再構築されるような話だったように覚えているし、いくつかのシーン(いろんな買い手が訪れたり少女と交流したり逆に次に買おうとしている部屋での競争相手とはちあうとか)は残ってるんだけど、で、どうだったかあんま印象がない。なんか橋が……そんで最後血縁者の人が怒ってたけど主人公たちは満足してた……こう思うと割と覚えてるんだがなぁ。

・俺たちは天使じゃない

 そういえば通しでちゃんと見たことなかったのでは? と気づいて。最初から勝利条件の提示がされててドタバタ劇を見せるものでどうにかなるんだろうなと解っていても、ど、どうするんだ!? いやどうするんだ! の連続で面白かったです。エンタメエンタメ。

・ゆれる人魚

 友人がよく名前を挙げているので気になっていた。アマプラから引き上げられちゃうよというツイートを見かけて慌てて見た。
 想像よりずっと御伽噺をしていたしめちゃくちゃミュージカルだった。すごいミュージカルの手つきで作られててこんなに!? こんなに!? ってなった。ちょう人魚姫。終始美しかったんですけど、オチのところは無味乾燥でファンタジーがあってすごくきれいで大好きなシークエンスでした。きれいだったなー。

・バーフバリ 伝説誕生

 2は映画館で見たけど1は見たことなかったんだよ。2のほうが好きかなー、でもすごい楽しかった~!

・スターリンの葬送狂騒曲

 もちょっと重たいかなと思ってたけどちょい不謹慎めのフィクション色濃厚な漫画読んでる気分になった。
 面白かったけどこれ絶対怒られるやつじゃんってなった。まあそりゃロシアの製作じゃないし公開も限られるわな…。転がり始めてからが割とあっさり決着ついちゃう感じなんですが、それが見やすくさせてるかなぁとも思う。序盤のラジオ局のエピソードが良く効いている。

・BBC版「そして誰もいなくなった」

 出来がいいとは聞いていて楽しみにしてました! すげえ! 良かった!
 来訪者の過去をフラッシュバックで見せてあまり多くを語らせないのはこれ以上ないと思わせる差しはさみ方だったし、オチの見せ方をどうするのかという点にも孤島から離れないままこういうピースにするときれいにはまりますという絵を見せてもらった。俳優陣も素晴らしい。

 

・セトウツミ

 多分「わたしは、ダニエル・ブレイク」見て、バラエティーとかほど激しくなくて、気軽な姿勢で診れて、楽しいものを…これとか気になる、どう? って見始めたらまさにそこに嵌めてくるような作品だった。でもこれも一つの「わたしは、ダニエル・ブレイク」でもあるよね……とかいいつつ……(引きずってた)。
 寄り道先の川べりで高校生男子二人がだべる小さい話の連作を取ってるんですけどめちゃくちゃ面白かった。くすっとするしちょっとしんみりもするしでもやっぱり笑っちゃうし、原作漫画も読もうかなと思ってそのままになっていたので、読もうっと。

・南極料理人

 公開当時物凄く斜に構えてあんまり好きじゃなさそうとか思っていたことを覚えています。ごめんなさい。めちゃくちゃ面白いです。
 「滝を見にいく」がすごく凄く好きで好きな作品で、えっこれも同じ監督じゃん! ってなってみました。面白いです。結局時間にしたら大した分数観客と一緒にいたわけじゃないのに退去したあとの部屋の光景でしんみりできるのはよいことだ。

・BURN THE WITCH

 入りと締めのモノローグのうまさが…うまい…。漫画はのえる側のモノローグであの入り締めもうまかったんですが、アニメはニニーので、これが、またうまいんだよなー。

・映画版「12人の優しい日本人」

 あ、これはアマプラじゃなくてBSか何かで見た気がする。
 最後の一人一人の退場シーンがシーンとしてめちゃくちゃ良かったので、それまでン…?って思ってた部分が飛んでった。

・殿、利息でござる!

 これも公開当時斜に構えて特にいいかな(笑)とかクソみたいなことを思っていたんですが面白かったです! 面白かったです。
 思ったよりずっとさくさくさくっと進んでいくのにも驚きました。なんだったかはっきり覚えてないんですけど、ラストのほうのきたろう・橋本一郎・西村雅彦(だったと思う)の小さなやり取りがものすごく好きだったことが印象深いです。

 

・ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た

 食べ物で世界を見てる人がいるんだ……すげえ、面白え……。正直何も知らずにメニュー見たら私は全然食べてみたくはならないものだったんですが、これを見たうえでは、で、どういう味で彼らのなかでは決着したのか食べてみたくなった。

・イン・ヴォーグ:ザ・エディターズ・アイ

 様々なタイプのヴォーグ誌のエディターたちのインタビューとりまとめなんですけどそれぞれみんなの思うところがそれぞれの見せ方で提示されて直接対決はしないもののちょいちょい価値観の殴り合いがおこっててそれも含め面白かったよ。

・アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー

 インテリアデザイナーをはじめいろんなことをしてその道でめちゃくちゃ有名だった人が、改めてファッションアイコンとして表舞台でもめちゃくちゃ有名になって…という方らしいんですけど、もうばんばん売れっ子で金稼いでる上で商品を値切っていくのに、「商品に対して真摯に向き合えばそうなる」みたいな話をしはじめたあたり(かなり序盤)から何だこの人きゅんきゅんってなりました。ファンになっちゃう作りにばっちりはまった。

・メイキング・ザ・カット

 デザイナーを集めて毎週課題に取り組ませてファッションショーしてジャッジ下して一人去ったり去らなかったりしつつ最後の一人になったらその人は資金を得ることができる、というやつ。ファッションよくわからんもたくさんあったけど見ごたえあった。

・ソーイングビー

 洋裁に自信のある人が集まって毎週プロ二人の課題をこなしていって、優勝者を決めるというやつなんですが、NHKは30分で切っちゃうから1時間通しで見たかったんだよ嬉しい! ブリティッシュベイクオフも見せてくれ……。

・ぼくと魔法の言葉たち

 目線があって、喋って、一緒に遊ぶことができていた子どもが突如喋らなくなり、まっすぐ歩けなくなり、目線が合いにくくなった。折れ線自閉症になるのかな。ありとあらゆる手を尽くして、うまくいかないこともあって、その中で、大好きなディズニー映画の言葉を繰り返す瞬間が訪れた。ただの繰り返しだと医者に言われたが、その後ディズニーのパペットを通じて会話ができた。というところから、彼の現在を追う話。良かったねいい話だねで終わらず、直面した壁と想定する未来と現在の努力まで目配せがあるなぁと感じた。

・ファブリックの女王

 マリメッコの人生を劇にしたいというのに取り組む女優の…話…か…? 女優の話というにはマリメッコの劇に終始するし、そのわりに劇中劇としての体裁を崩さないし、見づらかった。でも退屈せず最後まで見れたよ。

・すばらしき映画音楽たち

 素敵だなあと思っているものをその道の人たちがこう凄いとかこう素晴らしかったって聞いてるだけで楽しくなっちゃうね。教養が少なくてたぶんいろんなものをこぼしている。あんまり細かくは覚えていない。

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