【関東】 日本科学未来館
2015年9月に日本科学未来館に行ってきた時の話・当時のツイッターログを交えつつ。
日本科学未来館
そもそも3Dのプラネタリウムがあるとのことで、興味を惹かれてやってきました。お台場にあります。
◆アクセス
下記公式サイトより。
- 新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
- 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
とあるので分数が僅かながら下回る「テレコムセンター駅」から行ったんですけど、個人的には「船の科学館駅」のほうが道が分かりやすかったです。
散歩がてら大きなガンダムなんか見つつ「東京テレポート駅」から行ってもいいな、とも思いました。道かなりきれいな散歩コースっぽいし。
◆ドームシアターガイア
事前予約あり。(サイト:https://domeyoyaku.jp/)
一般は一週間前から可能だそうです。
私が行ったのは平日だったので当日予約、時間直前でも何ら問題感じませんでしたが休日は完売もままあるようで。
まあまずは目当てをってことで着いてすぐの回に滑り込んだんですが、3DおよびMEGASTAR-II cosmosもさることながら…
話の作りがすごくすごくすごく好きで!!
その後チケット買いに走り三回繰り返し見てしまった…
そしてかわりにMEGASTAR-II cosmosを堪能する「夜はやさしい」を見損ねてウヌ 本当に見たかった
そのときやっていた演目は「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」。
公式サイトで「見慣れた日常の空間と、壮大なスケールの宇宙とをつないでいく物語」とありましたが、空間というよりも、生まれるということそのものの話をしていたように感じます。愛とかそういう情動でなくても私たちを「つなぐ」「生む」ものの話。
物質の最小限から始まり(存在するということ/ミクロ)、天体のおこり(ぶつかりあって融合して形を成していく)、銀河(その群れ)、銀河系(その更に大きな群れ/マクロ)、その遠い遠い銀河系、宇宙の興りも、最初はゆっくり要素が偏りぶつかりあい形を成していったということ(ミクロ)。
自分たちに一番近い物質のミクロへ目を寄せてから、大きく大きくマクロへ移り、またそのマクロを解体するミクロへの視界の動きはダイナミックで3Dがまた迫力をもたらしていました。
そして私たちがびゅんびゅんと3Dでもって旅をしてきた宇宙から地上へ戻ってきて、3D用メガネを外します。するとそこに、夜空が、星空が広がっている。かなり長めに無音で見上げる空間を作っていて(音楽や音声なし)、ぐわっと引き込まれたんです。
あの夜空に、あの静寂を、あの間合いをもって持ってくる、もう、感動だった…ははは情動によらないことに対する話に高ぶったのに完全に情動でモノを語る姿勢。
いやーもう3Dはつぶが降ってくる感じが、ほんとうに、画面をこえてふってくるようで、うおー!!ってめっちゃ高ぶったのでぜひぜひ という気持ちです。画面感じなかった
あと MEGASTAR-II cosmosの夜空はマジで夜空見上げてる錯覚を起こしました いやなんというか環境整いすぎてる感じはあるからやっぱり本物っぽいかと言われるとそれも違うんだろうなーとも思うんだけど。
いやもうぜったい「夜はやさしい」見たい 見たい 見たい という気持ちだけ
今は3Dドーム映像作品『9次元からきた男』だけやっているようです(2016/6/28現在)。
以下公式サイトより。
"物理学の究極の目標である「万物の理論」をテーマにした3Dドーム映像作品です。演出を手がけたのは、『呪怨』などで知られる映画監督の清水崇 氏。難解な数式で表現される理論物理学の最前線を、エンターテインメント性あふれる実写と精緻なCG・データビジュアライゼーションを融合させ た、かつてない映像で体感していただけます。"
◆常設展
常設展は理性と明るい展望って感じに想われました。全体的にトーンがたいへん明るいものなのだけど、それは理性と生理にそったルールでありえるはずという ような、なんていうか、明るい展示だなーと…くらがりに関して冒険心うずくよな!うおー!みたいな、積極性とポジティブさを感じたというと少しは伝わるものがあるでしょうか。
「こういう危険性もあります」ではなくて「まだこのへん余地あってわくわくするよな」とか「理性的に技術を使えれば飛躍があるぞ」感っていうか。
特に「アナグラのうた―消えた博士と残された装置」という展示がその感じを受けました。
インタラクティブな展示で、"ミー"というアバターのようなのが足元についてきて、いろいろ展示物を見て回るとそれによって変化する。
展示物は空間情報科学についてで、こんなこともあんなことも人間がすることは情報になる……の「こんなこともあんなことも」が紹介されてる…だったかと。
私はォオ…そうな…怖いな…って思っちゃうんですが、展示自体は「それだけのことができる。いろんな活用があるはず」という方向でした(確か。まあ怖い怖い言ってもなあ…そりゃそうか…とも思う)。
深海探査機とロケット(一部)の実物大模型の内部に乗れるのがテンションあがるぜ!でした。
深海探査機は「こんな狭いところに四人とか、密度高くて気持ち的に息苦しくなっちゃったりしませんかね」みたいなことを聞いたら「いや研究員さんたちはヨッシャやっとこの中だー調べるぞーって感じでああだこうだ調べてるうちに終わってものすごい短く感じるみたいですよ」というようなお答えを頂いてそりゃそうか…となったり(※あくまで私のうろ覚えの記憶です)。
他にも「メディアラボ」では第15期展示「アルクダケ 一歩で進歩」をやっていて、"JST CREST「歩容意図行動モデルに基づいた人物行動解析と心を写す情報環境の構築」プロジェクト(研究代表者:八木 康史)で研究しているもので、カメラで撮影した歩く姿を数学的に解析し、人物の特徴を読みとり"(公式サイトより)の研究に参加することもできます。私のデータをあーげるっていう。実際の研究のデータ採取に参加するというのは、科学館という場所を考えてとても面白い体験になるよなーとか。
全部はたのしみつくしてないのでまたちらっと見に行きたいな~
このときからまた一部展示を改装したようなのでより行きたい。
今「Björk Digital ― 音楽のVR・18日間の実験」ていうのやってるよ(2016/7/18まで)…いいな~。
◆イベント
Miraikan UNI-CUBツアー:http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1402041016296.html
というのを行った当時やってまして、別料金・予約制だったんですが、空きがあったんで乗ってきました。
HondaのUNI-CUB(http://www.honda.co.jp/UNI-CUB/)"進みたい方向に体を傾けるだけで進むことが出来るため、両手を自由に使うことが出来ます。"(公式サイトより)という、パーソナルモビリティーです。
最初は練習をして、本当に慣れなかったんですけど、段々体重にかけかたが分かってくるとめっちゃ楽しかったです…それでもへたくそだったけども…!
乗車と降車が結局一番なれなかったな…。あと一定の速度での前進もなかなか。普通に座ると止まるんだけど止めるには何かしなくちゃいけなかったのでは?!って毎度一瞬思ったりとか(とにかく飲み込みが悪いだけともいう)。
◆企画展
ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~:http://pokemonlab.jp/ , http://www.miraikan.jst.go.jp/spexhibition/pokemon/
も良いな~と思いました。
モンスターボール(実物大を持つ)の中にいるのはどのポケモン?って 12種類の調査機(ミニゲーム有)から4つにかけてみて情報集めて判定、その後自由にポケモンを種別化してみよう、というコーナーがあって、そこから現実世界の虫の話。
「ポケモンへの観察」を「実際の生き物への観察」の発見へつなぐ良い展示だったと思います。
これで生き物を観察したい!外に出てみたい!ってなったらすてきですね って思いました。
◆食べ物
カフェとレストランがあります。
カフェのほうは宇宙イメージドリンク!みたいなコンセプトカフェっぽいものが提供されてたみたいなんですけど結局行けなかったなぁ。
レストランはなんていうかな…すごくきれいな金のある社食って感じで良かったですね、プレートランチも割とがっつりめで。そんなに高くない(700円以下みたいな感覚)ように記憶しています(定かではない)。
汁物ついてくると選べるお出汁!って三種類ぐらいから勝手に選んで注げたりしてね、面白かったです。