Escape from tomorrow

映画「Escape from tomorrow」の覚書。

ネタバレをそんなしてる気もないんですが、とりあえず何にも配慮もしてません。


語弊はけっこうあるのだけどアッ前原圭一くんだー!みたいな映画です。
でも結構はっきりここは!ここは妄想よー!!っていうのがしっかりあったんじゃんって感じ…そのあたりの描写がよわいのかと思ったらそうでもなくて普通に見れてしまった…。そして諸々気にしなくてもふーんって見てられてしまった…。

もともと感想は見ていて、なんとなく話は知らないでもなかった状態だったんですが、
もっともーっとずーっと「彼には逃げたい現実がある」「イマジネーションによる逃避をしている」「イマジネーションという商売」ということがわかりづらーく撮られているのではないかと思っていたんですが、想像以上にしっかり映画内で描かれてて、あれえ?という…

そして、既存の感想から私が想像してたのは、「(商売としてではあるが作られた)理想郷」として園があって、「もっとここにいたいよう」っていう縋る先になってるのかなーと思っていたら、そうでもなく、「イマジネーションという商売」ていう話に繋いでてあっれええええ?
どうもパンフ見てるとそのあたりが大きく監督の中にはあったみたいですけどそのへんはふーんって感じでしたので、このへん響くものがあるとよりこの映画は楽しめるのかしらどうかしら。
製作者の意図だけが答えでもないものなのでなんともにんとも。

で、
見てて「この夫婦もしかして子どもいないのかなあ」ってなんとなーく思いながら「いやでもここは妄想ではないんだろうなあ」と思いつつ、なんでいないかなーと感じたかというと という話
「息子」「娘」は夫婦がお互いに「私はこんなふうにあなたを大事にしているのに/こんなふうに大事にしたい」の残りかすみたいなものじゃないかなーなんて妄想してました。
で、その姿とはまた別に、妻が見た時の「娘」は「妻にとっての私」として描かれたり、主人公が見た時の「息子」は「主人公にとっての私」として描かれたりしてんじゃねえのかなあていう。

ていうなんでもない話でした。

トラックバック

  • トラックバックはまだありません。

トラックバックURL

https://hacca16.sakuraweb.com/index.php/trackback/10

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メールアドレス
URL
コメント
閲覧制限

カテゴリー

検索

Feed