ぺらへら
あッちッかわにいくつもりだったのだけれど、どこにもいって、いなかったの。(ここにいるのは)
甘酢につけたすあまを干したのは右手
左手はぱちんぱちんとやってました
ばくがこっちを見ました 眼球がてんてん
男がせいたかのっぽに千々んでいた無茶ぶりの太陽と
つみなどしらないお月さん ひっかけて
ベッドにどうぞ おかけになってと犬頭
飽和したパステル絵具のなかから色は線に繋がっているでしょうか
ぺたぺたと工夫して歩いても幼稚にみえませんでした
こうした自己実現を測っています だいたい50センチです
ものものしい死をいずれかにおいて選べるとして
いずれかにあたる条件を見つけるためになどストチックにも生きられませんでした
等 知り得ません
どこにもいって、たどりつけなかったの
なにもなし あッちッかわも知らず
(ここにいるのは)
(2012/03/04 (Sun))