ねりえる

死を背負って歩いていく光景を
いつか
いま
それともどこか
どこでも
君は見られる
きみ、そう、スーパースターの。

恐れる
夢見る
忘れる
残酷
毎日毎秒捨てに行く
さまよいながら

欲望
燃えたぎるもの
忘れてしまったこと
頭の中をぐるぐるして
すっきりしない

待っているんだ ぼくら
殺せる日を
人気のない、なかった日々を終える
しににいく ぼくの背中
いつまでもまぶたの裏で泳がせていて
きみ、ねえ、スーパースターの。
 
 
(2010/09/21 (Tue))
戻る