野蒜
あなたは、風の音、勘違い 必要ない 読ませ よませ 歩いていた
彼のはフォトアルバム、無意識の虚像 ざんばらの髪 デコレーション、青春 パステルみたいに滲む風景
またしてもか くるくる鳥、首を振る 星をうつす これ以上意味など
開いたスカートそれは花であるが
それごしに見ている 街も 人も 土も のびる足も
ぐーちょきのぱー、ぱっぱらりら らら り
ない なく ただ携える このルールに 身をよせる 預ける
彼女は資本 しんがりにのべつくまなくファンタジーをひっつけて 嫉妬
ぱっぱりららら 武器でもなく紙とペンとあなたとあたし
(2008/04/14)